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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
映像心理学
教員名 横田 正夫
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 映像(特にアニメーション)の心理学的メカニズムならびに心理学的理解を学ぶ。
授業のねらい・到達目標 映像(特にアニメーション)を理解する基本的メカニズムの解明ならびに作品に込められた作り手のライフサイクル的テーマから作品の心理学的理解を深める。
授業の方法 講義形式で行なう。
履修条件 映像に関心があること。心理学の基礎知識があること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 映像を適宜提示し理解を深めるように工夫するが、例に挙げられた作品については各自で確認すること。「アニメーションの臨床心理学」で触れられている作品に前もって触れておくと理解が深まると思われる。
授業計画
1 ガイダンス:パーポイントでスライドを提示して講義する。映像の特質について講義する。参考書「アニメーションの臨床心理学」の第1章を事前に参照し、復習すること。
2 映像と心理学。第1回の追加で、こころの混乱について中心に述べる。参考書「アニメーションの臨床心理学」の第1章「日韓アニメーションの心理分析」の序章を参照し、復習すること。
3 心の混乱の構造。第2回目の講義を受けて、より日本のアニメーションの特質を心の問題の描き方から講義する。参考書「アニメーションの臨床心理学」の第1章「日韓アニメーションの心理分析」第1章を参照し、復習すること。
4 「かわいい」キャラクターの心理分析。「アニメーションの臨床心理学」の第2章第1節と第2節参照し、復習すること。
5 ディズニーの悪玉の分析。「アニメーションの臨床心理学」の第1章第3節を参照し、復習すること。
6 負のキャラクター。「アニメーションの臨床心理学」の第2章第4節を参照し、復習すること。
7 誇張された表情。「アニメーションの臨床心理学」の第2章第5節を参照し、復習すること。
8 アニメーションキャラクターと人間の顔の特徴比較。「アニメーションの臨床心理学」の第2章第6~8節を参照し、復習すること。
9 作品にみる心理表現。「アニメーションの臨床心理学」の第4章を参照し、復習すること。
10 宮崎駿における異生物の心理学的分析。「アニメーションの臨床心理学」の第5章第1節を参照し、復習すること。
11 高畑勲におけるコミュニティ心理学。「アニメーションの臨床心理学」の第5章第2節を参照し、復習すること。
12 今敏の飲み込まれる恐怖。「アニメーションの臨床心理学」の第5章第4節を参照し、復習すること。
13 授業内試験と解説
14 文献調査法
15 補足と総括
その他
参考書 横田正夫 『アニメーションの臨床心理学』 誠信書房 2006年
横田正夫 『日韓アニメーションの心理分析』 臨川書店 2009年
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業内テスト(60%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了後

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