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自主創造の基礎1

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科目名
平成28年度入学者
自主創造の基礎1
科目名
平成27年度以前入学者
教育学基礎論1
教員名 杉森 知也
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ 教育学を学ぶための基礎を身につける(1)
授業のねらい・到達目標 この授業では、初年次導入教育として、"自主創造型パーソン"としての資質を身につけ、「日本大学の歴史」を学ぶとともに、教育学を体系的に学んでいくための基礎を習得することをめざす。次の項目について、十分習得することが期待される。
大学の授業と高校の授業の違い/大学生の生活と学業の関係/ノートの取り方/論述式の試験問題への答え方/レジュメの書き方(形式や工夫)/小論文・レポートの書き方/文献の引用ルールや註の付け方/剽窃や盗用の問題性/図書館の図書利用の仕方/図書館の図書の分類/図書館での端末利用の仕方/日大文理のOPACの利用法
授業の方法 講義および個人ワーク・グループワークを実施する。また、11~13回目の授業は、一日かけて国会図書館に出向いて利用方法を修得するとともに、様々な資料を活用する活動を実施する(1日の活動を3回分の授業として換算する。実施日程は、授業開始時に相談して決定する)。いずれの場合も、授業前または後に小レポートを実施することがある。
また、半期を通して個別ワークで最終課題レポートを完成させる。
履修条件 指定された同一教員の自主創造の基礎2を履修すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業前または後に課題を出すので、指定の日時までに必ず提出すること。また、この半期の授業を通して、自分で教育に関するテーマを決めてレポートを作成する課題を出す。適宜、進行状況の確認とテーマ設定についての質問を授業時間内に設ける(その他、オフィスアワーやEメールでの問い合わせも受け付ける)。このレポートは各自でいくつかの図書等を使って、適切な引用の方法を取り、指示した形式の引用・参考文献一覧をつけたものである必要がある。授業時に出る課題のほかに、この作業を各自で計画的に進めていくことが必要である(授業の途中で、途中までの進行状況をチェックする回もある)。
授業計画
1 スタートアップ: 自主創造型パーソンを目指して
[準備]シラバスを確認し、本講のねらいを把握してくること。
2 日本大学の歴史
[準備]日本大学のウェブサイトから「日本大学の歴史」のページを閲覧しておくこと。
3 大学図書館の利用法: 文理学部図書館の見学と図書の借出
[準備]事前配布する図書館の手引きをよく読んでくること。また、この時までに一度は文理学部図書館に入館し、教育学関係の図書がどこに配架されているか確認しておくこと。なお、事後学修として、最後の授業時に提出するレポートのためにどのような本を借りる必要があるか、テーマを決めてどのような本があるか検索しておくこと。
4 ノートの取り方と要約力
[準備]高校時代までの授業と大学の講義の違いと大学の講義に関する効果的なノートの取り方について、自分の考えをA4用紙1枚にまとめて持参すること。また、指定した授業に出席し、そのノートを取り、そのノートを持参すること。
5 引用のルールと注釈のつけ方①: 「剽窃」と「引用」の違い
[準備]引用と剽窃という言葉の違いについて、A4用紙1枚にまとめて持参すること。
6 引用のルールと注釈のつけ方②: 引用と注釈のつけ方の説明
[準備]6・7回の授業理解のために、前回の授業で配布した資料を復習してくること。
7 引用のルールと注釈のつけ方③: 引用と注釈の実践
[準備]前回の授業時に配布した小論文を読んで、授業で指示したような引用の方法を使ったレポートをA4×1枚以上にまとめて持参すること。
8 論理的な文章を書くには
[準備]この時までに、最終課題レポートの一部(章・節で、引用・参考文献一覧付きのもの)を完成させ、それをグループの人数分+1部を印刷して持参すること。
9 パラグラフ・ライティング
[準備]最終課題レポートの作成を続けるとともに、質問があれば用意してくること。
10 レポートと発表用レジュメの書き方
[準備]最終課題レポートの作成を続けるとともに、質問があれば用意してくること。
11 国立国会図書館を利用する①: 利用登録と資料検索
[準備]国立国会図書館のウェブサイトを閲覧しておくこと。また、実地授業当日は学生証を忘れないこと。
12 国立国会図書館を利用する②: 資料請求と課題解決のグループワーク
[準備]特になし
13 国立国会図書館を利用する③: 即日複写と課題の完成
[準備]特になし
14 課題学習: 最終課題レポートを書く
[準備]この時までにはほぼ最終課題レポートを作成しておき、必要があれば事前にEメール等で質問をしておくこと。
15 まとめ
[準備]最終課題のレポートをしっかりと推敲し、完成させて提出できるようにしておくこと。なお、データは複数保存しておくことを勧める(成績が出るまでは、データを消去しないこと)。
その他
教科書 なし。適宜、プリントを配布する。
参考書 小笠原喜康 『新版 大学生のためのレポート・論文術』 講談社 2009年
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(20%)、最終課題レポート(50%)
レポートは授業で提出する課題レポート、授業参画度はグループディスカッション等での貢献度で評価する。また、最終課題レポートは自分で教育についてのテーマを設定し、引用・参考文献一覧を含めて記述するものであり、この完成度で評価する。
オフィスアワー 授業終了時およびEメールで質問を受け付ける。メールアドレスは、授業開始時に伝える。
備考 1. 最終課題レポートは、表紙を含めずに(引用・歳以降文献一覧は含む)A4×4枚以上とする。なお、授業内で提出する小レポートも最終課題レポートも、40字×30行で設定すること。
2. 授業内で提出する小レポートも最終課題レポートも、すべてA4版で作成し、40字×30行で設定すること。
3. 国立国会図書館での実地授業の日程等によって、授業回のスケジュールが入れ替わることもあり得る。

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