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科目名 平成28年度入学者 |
英米文学概説1 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
英米文学概説1 | ||||
教員名 | 前島 洋平 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 英文学科生として必読の英米文学作品に触れる。 |
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授業のねらい・到達目標 | 「英国あるいは米国の文学の概要を説明する」授業であるが、文学史的な知識の伝授は2年時以降の授業に譲る。本講座では、英米文学どころか自国(日本)の文学さえ読まないで育ってきたであろう新入生諸君に対して、主として英米の作家の生涯とその代表作の一部を紹介し、すこしでも興味を持ってもらおうという試みである。 |
授業の方法 | 受講者による輪読と担当教員による解説からなる。受講者は以下の点を留意されたい。 (1)各章4ページ程度からなる英文(すべて作品からの引用)を1人ずつその場で当て、音読(と訳読)を行う。 (2)英語の点で重要な箇所について、毎時間小テストを行い理解度を問う。その場で調べているようでは時間が足りなくなる。 (3)章が6つ終わるごとに、その作家と作品に関するレポート課題を課す。 |
履修条件 | (1)総授業数の3分の2以上の参加が可能であること。 (2)予習に膨大な時間をさけること。 (3)レポート作成に際しては、コピペなどの卑しい行為を慎み、参考文献をもとに自力で完成させる覚悟(忍耐力)を持っていること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | (授業内での訳読は事前割当制ではないので)テキストの英語を事前に読んでおくこと。また、2度課されるレポートでは原作を読むことが求められるので、時間に余裕のあるうちに翻訳を入手して目をとおすこと。これを怠ると課題のレポート作成の際に大きな支障が出てくることが予想される。なお、映画などの視覚教材を適宜利用する予定である。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション |
2 | William Shakespeare, Romeo and Juliet |
3 | Jonathan Swift, Gulliver's Travels |
4 | Jane Austen, Pride and Prejudice |
5 | Charlotte Brontë, Jane Eyre |
6 | Emily Brontë, Wuthering Heights |
7 | Charles Dickens, Great Expectations |
8 | Thomas Hardy, Tess of the d'Urbervilles |
9 | Conan Doyle, "A Scandal in Bohemia" |
10 | George Bernard Shaw, Pygmalion |
11 | William Somerset Maugham, "Rain" |
12 | E. M. Forster, A Passage to India |
13 | D. H. Lawrence, Lady Chatterley's Lover |
14 | 課題 |
15 | 理解度の確認 |
その他 | |
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教科書 | 行方昭夫・河島弘美 『映画化された英米文学24 そのさわりを読む』 音羽書房鶴見書店 2016年 第1版 巻末には英文法ガイドが付いているので参考にしたい。 |
参考書 | 山内久明・高田康成・高橋和久 『イギリス文学』 放送大学教育振興会 2006年 木下卓・窪田憲子・高田賢一 『英語文学事典』 ミネルヴァ書房 2007年 Birch, Dinah (ed.), The Oxford Companion to English Literature, Oxford University Press, 2009, 7 edition その他、必要に応じて授業内で随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(15%)、レポート(30%)、授業内テスト(30%)、毎週実施の小テスト(25%) 2度課されるレポートは、その作家の生涯に関する歴史的記述の要約と作品に関する感想からなる。コピペと判断されるレポートは評価対象外とする。 |
オフィスアワー | 月曜日または火曜日に7号館3階の教員研究室にて。 開講時に指示する連絡方法を通じて、事前にアポイントメントをとること。 |
備考 | ただ教室に存在するだけでは単位の取得は難しい。 座席は学生証番号順による指定制とする(初回授業時に調整する)。 教科書忘れ、授業中の携帯使用、5分以上の居眠り、他の受講者の迷惑になる私語などをおこなった学生は自動的に欠席扱いとなる(大学生なので本人に指摘はしない)。 |