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科目名 平成28年度入学者 |
英米文学特殊講義9 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
英米文学特殊講義9 | ||||
教員名 | 高橋 利明 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 『緋文字』のユートピア/ディストピア表象――比喩のコントラストをめぐって |
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授業のねらい・到達目標 | メルヴィルの『白鯨』が、海のユートピアを描いたと言えるとするならば、ホーソーンの『緋文字』は、陸のユートピアを描いたのだと言えよう。しかし、その「新世界」のユートピアは、ディストピアと背中合わせにしか存在しないのだ。ホーソーンが、天国と地獄、善と悪、明と暗というコントラストを様々な比喩を尽くして描いたことの普遍的な意味を考察することにより、この作品についてのより深い解釈を追究する。 |
授業の方法 | 各回、1章ごとを担当する1名の院生が、ハンドアウト(A4版)を用意し、それをもとに発表していく。その後、引用した原文の解釈をめぐって、クラス内で議論を展開していく。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 予習的読解を必ず行うこと。各回ごと院生は辞書を丹念に引き解釈を深め、キーワードを鋭敏に捉え、自分なりのテーマを把握していくことが求められる。 復習では、授業内で捉えた問題点などを整理し文章化する努力を惜しまないこと! |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス/『緋文字』解説ビデオ鑑賞 |
2 |
Ch.1 "The Prison-Door" Ch.2 "The Market-Place" |
3 | Ch.3 "The Recognition" |
4 | Ch.4 "The Interview" |
5 | Ch.5 "Hester at Her Needle" |
6 | Ch.6 "Pearl" |
7 | Ch.7 "The Governor's Hall" |
8 | Ch.8 "The Elf-Child and the Minister" |
9 | Ch.9 "The Leech" |
10 | Ch.10 "The Leech and His Patient" |
11 | Ch.11 "The Interior of a Heart" |
12 | Ch.12 "The Minister's Vigil" |
13 | 授業内試験と解説 |
14 | 作品(原書)の予習的読解 |
15 | まとめと質疑 |
その他 | |
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教科書 | Nathaniel Hawthorne, The Scarlet Letter, John Harvard Belknap Press, ISBN 978-0-674-03574-4, 2009 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(10%)、授業内テスト(70%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 授業終了後に高橋研究室にて |