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| 科目名 平成28年度入学者 |
応用研究4 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者 |
応用研究4 | ||||
| 教員名 | 高 榮蘭 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 国文学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 震災と文学 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 例えば、「1968」「9・11」「3・11」など、記号化される出来事は多くの物語を作り出してきた。このようなテクスト生成の仕組みを考えるためには、文学空間が如何に編成され、文学テクストが如何に消費されてきたのかという問いを避けてはとおれない。 特に、この授業では「震災」をテーマとする小説をとりあげ、受講者を取り巻くメディアなど、より身近な話題を入り口としながら、文脈を掘り起こす作業を続ける。それによって、上記のような記号化された出来事をめぐる文化翻訳の戦略について意識することが出来るだろう。 |
| 授業の方法 | 講義形式で進めるが、適宜視聴覚資料を利用する。テーマの区切り毎に授業内容に関するレビューシートを書いてもらう。 |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 1,授業で取り上げる小説やエッセイについて、事前に目を通して内容を把握する。 2,授業中に紹介した文献や作品について、自主的に調べ、通読する。 3,講義で扱った映像作品を自主的に鑑賞する。 4,上記の1~3について、簡単なまとめの記録を残す。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
震災と文学について 準備:震災に関する作品を調べてくること |
| 2 |
日本における「震災」表象の歴史について 準備:1回目の配布資料を読んでくること。 |
| 3 |
川上弘美「神様」を読む 準備:川上弘美「神様」を読んでくること。 |
| 4 |
川上弘美「神様2011」を読む 準備:川上弘美「神様2011」を読んでくること。 |
| 5 |
津島裕子「ヒグマの静かな海」:テーマ設定について考える 準備:津島裕子「ヒグマの静かな海」を読んでくること。 |
| 6 |
津島裕子「ヒグマの静かな海」:文脈を掘り起こす 準備:津島裕子「ヒグマの静かな海」を分析してくること。 |
| 7 |
多和田葉子「献灯使」:テーマ設定について考える 準備:多和田葉子「献灯使」を読んでくること。 |
| 8 |
多和田葉子「献灯使」:文脈を掘り起こす 準備:多和田葉子「献灯使」を分析してくること。 |
| 9 |
ドキュメンタリー映画を見る 準備:8回目に配布した予習資料を読んでくること。 |
| 10 |
多和田葉子「不死の島」:テーマ設定について考える 準備:多和田葉子「不死の鳥」を読んでくること。 |
| 11 |
多和田葉子「不死の島」:文脈を掘り起こす 準備:多和田葉子「不死の鳥」を分析してくること。 |
| 12 |
多和田葉子「雲をつかむ話」:テーマ設定について考える 準備:多和田葉子「雲をつかむ話」を読んでくること。 |
| 13 |
多和田葉子「雲をつかむ話」:文脈を掘り起こす 準備:多和田葉子「雲をつかむ話」の文脈を調べてくること。 |
| 14 |
多和田葉子「雲をつかむ話」:履修者による分析 準備:多和田葉子「雲をつかむ話」を分析してくること。 |
| 15 |
まとめ 準備:震災と文学に関するコメントを用意してくること。 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 授業時に適宜指示する。 |
| 参考書 | 授業時に適宜指示する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(60%)、レポート(40%) |
| オフィスアワー | 開講時に伝える。 |