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科学史１
| 科目名 平成28年度入学者 |
科学史１ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者 |
科学史１ | ||||
| 教員名 | 森川 豊 | ||||
| 単位数 | 2 | 学年 | 1～4 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 総合教育科目 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 科学概史と各学問分野における基礎知識の確認 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 現代の科学が構築される過程を科学と技術の相補的な関連や時代背景と共に理解し、同時に、科学の各種基礎事項を復習・再確認することによって、日常的な事象を論理的に考察する能力の向上を図る。すなわち、科学史上の個々の豆知識ではなく、人格や見識を形成する教養としての基礎知識を身に着けることを目標とする。 |
| 授業の方法 | 特に教科書は指定せず、必要に応じて資料を配布して授業を進める。下記の授業計画に従う予定であるが、ほぼ毎回簡単な問題を課し、受講生の理解度をみて柔軟に講義を進める。 |
| 履修条件 | 科学の常識として、高校で物理および化学を履修していることが望ましい。 |
| 事前学修・事後学修，授業計画コメント | 毎回授業終了時に課すクイズは科学の基礎として極めて重要な事項を含むので、回答を提出するに留まらず十分に調査、復習して欲しい。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
講義の進め方と科学史を学ぶ意義 ［準備］受講資格を問うことが有るので、理系科目の学習履歴を確認しておいて欲しい。 |
| 2 |
地球史と文明史、科学史 ［準備］概要程度で良いから地球史の予習をしておくことが望ましい。 |
| 3 |
アリストテレスの学問体系と錬金術 ［準備］前回配布のプリント中に有る大まかな年表に補填をしておくこと。 |
| 4 |
産業革命と科学革命 ［準備］それぞれ後世「革命」と言われるのはなぜか予め考えておこう。 |
| 5 |
エネルギー小史(1) 温度と熱の分化 ［準備］温度、熱の定義を調べておくこと。 |
| 6 |
エネルギー小史(2) 熱力学の構築 ［準備］エネルギーの定義を調べておくこと。 |
| 7 |
エネルギー小史(3) 熱力学第二法則の内容 ［準備］エントロピーとは、を調べておくこと。 |
| 8 |
エネルギー盲信論と原子論の対峙を解く統計力学 ［準備］第５、６、７回の内容を復習しておこう。 |
| 9 |
燃素説、熱素説からの脱却 ［準備］配布プリント中の人名について彼らの業績を調べておくこと。 |
| 10 |
現代化学への道 ［準備］分子、原子の定義を調べておこう。 |
| 11 |
化学工業小史(1) 初の化学工業ルブラン法 ［準備］前回配布プリント中の化学用語を調べて理解しておくこと。 |
| 12 |
化学工業小史(2) 石炭化学工業から石油化学工業へ ［準備］石炭と石油の化学的な相違を調べておくこと。 |
| 13 |
“火の使用”から量子化学、相対性理論へ ［準備］量子化学、相対性理論には深く立ち入らないので、各自なりに理解しておくこと。 |
| 14 |
テストあるいは教室外学習 ［準備］前回までの講義内容を復習しておくこと。 |
| 15 |
総括 ［準備］前回の講義で明らかになった理解不十分な項目について、今一度自習しておこう。 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | なし |
| 参考書 | なし |
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 全授業回数の３分の２以上出席しない場合は、成績評価の対象としない。 |
| オフィスアワー | 本授業の前後２０分間。（ただし、講師室に来室あるいはメールにて面談時間を予約して下さい。） |