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記号と文化

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科目名
平成28年度入学者
記号と文化
科目名
平成27年度以前入学者
記号と文化
教員名 鈴木 功眞
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 社会の諸現象を解読する鍵のひとつとなる「記号」の概念と方法の習得を目指す。
授業のねらい・到達目標 「記号論」の概説書を読み進める形で概念と方法の習得を目指す。研究書等で用いられる方法論としての「記号論」や構造主義に就いて理解を前提に考察を把握できるようにすることが目標である。
授業の方法 下記指定の教科書を参照する形で講義を進める。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 〔事前学修〕指定教科書の該当部分を予習しておくこと。
〔事後学修〕講義内容を踏まえた上で実態の諸現象について、「記号論」的に考察できるよう類例を考究すること。
授業計画
1 ガイダンス
2 ことば再発見
3 文化のモデルとしての言語
4 コミュニケーション
5 コミュニケーションのもう一つの型
6 記号と意味作用
7 記号内容は意味か指示物か
8 分節と意味作用
9 記号と統辞
10 統辞の様式
11 テクストと話す主体
12 主体によるテクストの補完
13 記号論の広がり
14 美的メッセージと有契性
15 文化記号論へ向けて
その他
教科書 池上嘉彦 『記号論への招待 (岩波新書)』 岩波書店 1984年
参考書 Daniel Chandler, Semiotics: The Basics, Routledge, 2007, 2 edition
ウンベルト・エコ著、谷口伊兵衛訳 『記号論入門』 而立書房 1997年
橋爪大三郎 『はじめての構造主義 (講談社現代新書)』 講談社 1988年
ガイ・ドイッチャー著、椋田直子訳 『言語が違えば、世界も違って見えるわけ』 インターシフト 2012年
有馬道子著 『日英語と文化の記号論 (開拓社言語・文化叢書)』 開拓社 2015年
池上嘉彦 『日本語と日本語論 (ちくま学芸文庫)』 筑摩書房 2007年
ウンベルト・エーコ 『記号論Ⅰ (講談社学術文庫)』 講談社 2013年
米盛裕二著 『パースの記号学』 勁草書房 1981年
成績評価の方法及び基準 レポート(100%)
出席は単位認定の前提条件である。
オフィスアワー 授業後10分間、教室にて。

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