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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
教育学演習2 | ||||
教員名 | 杉森 知也 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 道徳教育をどう実践するか |
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授業のねらい・到達目標 | この授業では、「教育学基礎論1・2」で学んだことを使いこなしながら、具体的な課題を調べ、考察し、考えるためのさまざまなスキルを身につけ、教育学についての理解を深めていく。特に、本講では、教育学演習1で学んだことを活かして、模擬授業を実施する。理解できたことを、どのように実践に活かすかがポイントである。なお、題材を突き詰め学習指導案を作成していく過程で、次の項目について十分習得することが期待される。 ディスカッションの仕方/統計データを批判的に読む読み方/メディア報道を批判的に読む/インターネット情報の引用ルール/インターネットでの本の買い方/文科省や教委のHPの活用法/英文HPの検索と閲覧/「国立国会図書館サーチ」(NDL Search)の活用法/CiNii及びJ-STAGEの利用/欧文文献データベース(ERIC等)の活用の基礎/図書館間相互貸借(ILL)での文献入手/パラグラフ・ライティングの仕方など。 |
授業の方法 | 主に、学生による資料調査と発表および全体討議(反省会)をもとに進める。教員は適宜、議論に参加するが、原則的には学生相互でのやりとりが中心となる。主体的・協力的に活動する姿勢が求められる。 1. 1回25分の模擬授業を全員がおこなう。模擬授業の回に2名が実施し、それぞれの模擬授業の終了後に参加者全員で15分程度の反省会をおこなう。 2. 発表担当者は、指定された容に沿って学習指導案を作成する。作成段階で、メンバーや教員に相談することは可能。作成した学習指導案とプリント等の教材を人数分+1部印刷して模擬授業前に全員に配布しておくこと。 3. 授業最終回に、自身の授業を反省して、学習指導案を作り直して提出する。 4. 学生の希望によっては、第1~3回の授業分を9月中に合宿で実施する可能性もある。 |
履修条件 | 同一教員の教育学演習2を履修すること |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 1. 発表担当者は、教育学演習1で検討した内容を踏まえて題材を考え、追究して学習指導案を作成する。また、授業で使用するプリント等の教材があればそれらも作成する。 2. 発表者以外の学生は、反省会で出た質疑応答・議論の内容を踏まえて、作成中の学習指導案等に活かす。また、毎回授業修了時に次回の模擬授業のテーマが次回の発表者から告知されるので、該当箇所の学習指導要領解説を読んでおくこと。、 3. 最終回の授業時に、自分の模擬授業を反省し、修正版の学習指導案を提出する。 これらの活動を進めるためには、毎時間あたり最低でも3時間以上は調査、構想、作成にかける必要がある。また、発表がない時でも、当日の授業のテーマの箇所について『学習指導要領解説』を読んで参加すること。 |
授業計画 | |
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1 |
学習指導案の書き方 [準備]特になし |
2 |
学習指導案の検討とブラッシュアップ [準備]この時までに、各自が模擬授業する内容を決め、指導案をほぼ完成させておくこと。指導案はA4×2枚で書き切るようにまとめる。また、模擬授業で配布するプリントがあれば、それらの教材も作成して持参すること。 |
3 |
模擬授業と反省会①: 内容項目1. 担当者①② [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
4 |
模擬授業と反省会②: 内容項目1. 担当者③④ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
5 |
模擬授業と反省会③: 内容項目2. 担当者⑤⑥ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
6 |
模擬授業と反省会④: 内容項目2. 担当者⑦⑧ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
7 |
模擬授業と反省会⑤: 内容項目3. 担当者⑨⑩ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
8 |
模擬授業と反省会⑥: 内容項目3. 担当者⑪⑫ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
9 |
模擬授業と反省会⑦: 内容項目4. 担当者⑬⑭ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
10 |
模擬授業と反省会⑧: 内容項目4. 担当者⑮⑯ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
11 |
模擬授業と反省会⑨: 内容項目4. 担当者⑰⑱ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
12 |
模擬授業と反省会⑩: 内容項目4. 担当者⑲⑳ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
13 |
模擬授業と反省会⑪: 内容項目4. 担当者㉑ [準備]発表担当者は指導案と教材を人数分+1部を用意して、授業開始前に全員に配布しておくこと。発表がない学生は、該当箇所の『学習指導要領解説』を読んでくること。 |
14 |
レポート課題の作成準備 [準備]この回までに、自分の模擬授業の反省を活かし学習指導案の改訂案を作成しておく。提出前の質問があれば、第13回の授業終了時まで、またはEメールにて問い合わせをすること。なお、Eメールでの問い合わせは修正の期間が必要なので、遅くとも第14回の授業までにおこなうこと。 |
15 |
授業の振り返りと課題の提出 [準備]この回までに、自己の模擬授業の反省を活かした学習指導案の改訂版を作成し、提出する。 |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『中学校学習指導要領解説 道徳編』 日本文教出版 2008年 |
参考書 | なし |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) レポートは、模擬授業時に提出する学習指導案と教材および最終回で提出する学習指導案の改訂版の出来で評価する。また、授業の参画度は、授業における質疑応答などの姿勢で評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時 |
備考 | 1. ゼミなので、特別な事情がない限りはすべての授業に出席することを義務づける。特に、自分が発表を担当する回に欠席・遅刻があった場合は原則的に単位修得はできないと心得ること。 2. 学習指導案の作成は基本的に個人ワークで進めるが、授業以外に他のメンバーや教員に相談しながら進めることも可能である。 3. 提出する学習指導案は、A4×2枚にまとめてくること。教材などはどのような形式(プリント以外にもパワーポイント、模型などを活用しても良い)・版でも良い。 提出期限は、模擬授業担当回の授業開始時。また、その改訂版は最終授業開始時とする。これらの提出期限は、厳守すること。 4. 都合により、授業の実施回と内容を若干、変更する場合がある。 |