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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
教育原論 | ||||
教員名 | 小林 亜子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 教育の思想、学校教育の歴史、公教育の理念と意義 |
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授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい 本科目は中・高等学校教員の免許状の取得に必要な科目としておかれている。日本の教師としての教育に関する基本的知識と教養を、主として教育思想と公教育の理念の視点から展開する。 21世紀以降、教育の営みはこれまでにない程の勢いで改変しつつある。公教育とは何か、義務教育とは何か、子どもにとって、何を学ぶことがこれから生きていく力につながるのか、等々の問題が山積している。子ども、家族、地域共同体、教師、学校、教育のための諸施設の視点から、教育の本質、教育思想、教育目的等のテーマをとりあげ探究する。 到達目標 1、教育の本質意義においてより深い理解ができ、自己の教育観の再構築を目標とする。 2、公教育と学校教育に関する思想や制度に関する歴史的な知識を学び現代学校の問題点を把握できる。 3、公教育に関する歴史・理念にかかわる専門的な知識を習得することができる。 |
授業の方法 | 授業方法・計画は学生の要望や人数により異なる場合があるが、一方的な講義形式だけでなく、コメントペーパーを通しての質疑・回答や、学生自身による活動的なグループワーク等も行い、積極的に学ぶ機会を取り入れる。 |
履修条件 | 受講生多数の場合は、受講者数の調整を行う場合がある。 授業中の私語、携帯電話の使用、授業途中の入退室等、周囲の迷惑になる行為があれば、退出してもらい、以後の受講は認めないので、この点を了解のうえ受講すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | ほぼすべての回でコメントペーパーの提出を課すので、受講者の主体的な取り組みが求められる。 授業内で提示した資料や、授業で配布する資料については、 人名、用語などを事典類で調べるなど、予習・復習をして、授業に臨むこと。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス |
2 | 前近代の社会における人間形成の営みと教育観 |
3 | 近代国家形成期における新しい理想の人間像の成立と近代教育思想の形成 |
4 | 子ども期・青年期の誕生と教育観の変化 |
5 | 子どもの発見と童話の誕生 |
6 | 学校教育の普及と変容 |
7 | 近代学校の成立 |
8 | 前半のまとめ |
9 | 公教育の思想 |
10 | 公教育の成立と学校教育 |
11 | 公教育の意義と人間形成(1)~公教育としての博物館・植物園の歴史 |
12 | 公教育の意義と人間形成(2)~公教育としての美術館・図書館の歴史 |
13 | 学校階梯と総合的公教育システムの形成 |
14 | 現代の教育改革の動向 |
15 | 補足と総括 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 宮沢康人『教育文化論』放送大学教育振興会、2002年。 森川輝紀『教養の教育学』三元社、2015年。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(35%)、授業参画度(10%)、コメントペーパー(20%)、期末試験(35%) 上記の内容により総合的に評価する。 なお、授業内テストは、中間試験として、授業内に論述試験を行う。 |
オフィスアワー | 授業終了後に実施する。 |
備考 | 視聴覚資料および配布資料を用いて授業をすすめるので、授業で提示された資料・配布された資料については、ノートをとり、理解につとめること。 |