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| 科目名 平成28年度入学者 |
近代文学特殊研究4 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 科目名 平成27年度以前入学者 |
近代文学特殊研究4 | ||||
| 教員名 | 高 榮蘭 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 国文学専攻 | ||||
| 学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 | ||
| 授業テーマ | 雑誌『戦旗』を読む |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 雑誌『戦旗』は、一九二八年三月に結成された全日本無産者芸術連盟(NAPF)の機関誌として、同年五月には創刊された。創刊当時、七千部発行であったが、わずか二年半の間、二万二千部まで発行部数をのばしていく。部数自体は決して多いとは言えないが、この雑誌の代表的な書き手は、『改造』や『中央公論』にも多くの作品を掲載しながら、人気を得ていた。この雑誌のあり方を多方向から捉える作業を通して、1930年代における文学場の編成について批判的な視点を獲得することが出来るだろう。また、この授業をを通して、雑誌メディアの分析方法を身につけることが出来るだろう。 |
| 授業の方法 | 雑誌の成立過程を確認した上で、各号の特性を見出していく。講義形式を基本とするが、適宜、履修者の発言やコメントシートの記入を求める。 |
| 事前学修・事後学修,授業計画コメント | 1,授業で話題になりそうな小説やエッセイについて、事前に目を通して内容を把握する。 2,授業中に紹介した文献や作品について、自主的に調べ、通読する。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
1930年前後の出版制度について 準備:1930年前後の出版史に関する書物を調べてくること。 |
| 2 |
1930年前後の出版統制について 準備:1回目に配布した資料を読んでくること。 |
| 3 |
1930年前後の商業出版について 準備:2回目に配布した資料を読んでくること。 |
| 4 |
1928年5月号と6月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 5 |
1928年7月号と8月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 6 |
1928年9月号と10月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 7 |
1928年11月号と12月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 8 |
1929年1月号と2月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 9 |
1929年3月号と4月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 10 |
1929年5月号と6月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 11 |
1929年7月号と8月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 12 |
1929年9月号と10月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 13 |
1929年11月号と12月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 14 |
1930年1月号と2月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| 15 |
1930年3月号と4月号を読む 準備:取り上げる号から論点を見出したくること。 |
| その他 | |
|---|---|
| 教科書 | 雑誌『戦旗』(日本大学文理学部図書館所蔵) |
| 参考書 | 授業時に適宜指示する。 |
| 成績評価の方法及び基準 | 平常点(70%)、レポート(30%) |
| オフィスアワー | 開講時に伝える。 |