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科目名 平成28年度入学者 |
古典語・古典学4 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
古典語・古典学4 | ||||
教員名 | 土屋 睦廣 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1・2 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 古典ラテン語の初級文法 |
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授業のねらい・到達目標 | 古典ラテン語の基本的な文法事項を習得して、ラテン語で書かれた著作を辞書を引きながら独力で読めるようになることを目指します。ラテン語は古代ローマ人の言語ですが、西ローマ帝国滅亡後もキリスト教によって保たれ、中世から近世にかけては、西欧の知識人の間での国際共通語であり、この間のほとんどの文書はラテン語で書かれました。したがって、西欧の文化(哲学・歴史・文学・言語・芸術など)を専門的に研究しようとする者にとって、ラテン語の知識は不可欠です。 |
授業の方法 | 前期科目「古典語・古典学3」に引き続き、教科書に則して文法の解説と練習をします。後半は平易な散文の原典を講読します。テクストには、カエサル『ガリア戦記』、ラテン語訳『新約聖書』、デカルト『哲学原理』、ゲッリウス『アッティカの夜』などを予定しています。言語の背景にある古典古代の文化と思想についても、適宜解説して理解を深める機会を提供します。 |
履修条件 | 古典語・古典学3を履修済みであること、もしくはそれと同等のラテン語の知識があること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 各課の練習問題(和訳と作文)は宿題とし、次の授業時間に答え合わせをするので、宿題は毎回必ずやってくること。 |
授業計画 | |
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1 |
疑問詞、関係代名詞、第4変化、第5変化名詞、目的分詞 [準備]教科書第7課を予習しておくこと。 |
2 |
第7課の和訳と作文、動詞の基本形、完了受動分詞、受動相完了 [準備]教科書第7課の和訳と作文をやっておくこと。 |
3 |
命令法、副詞、述語的同格、不規則動詞 [準備]教科書第7~8課を復習しておくこと。 |
4 |
第8課の和訳と作文、形容詞・副詞の比較 [準備]教科書第8課の和訳と作文をやっておくこと。 |
5 |
第9課の和訳と作文、形式受動相動詞 [準備]教科書第9課の和訳と作文をやっておくこと。 |
6 |
授業内試験と解説 [準備]教科書第7~9課をよく復習しておくこと。 |
7 |
分詞、接合分詞、絶対奪格 [準備]教科書第10課を予習しておくこと。 |
8 |
第10課の和訳と作文 [準備]教科書第10課の和訳と作文をやっておくこと。 |
9 |
原典講読(1)カエサル『ガリア戦記』 [準備]配布したプリントの指定箇所を予習しておくこと。 |
10 |
原典講読(2)ラテン語訳新約聖書 [準備]配布したプリントの指定箇所を予習しておくこと。 |
11 |
原典講読(3)ゲッリウス『アッティカの夜』 [準備]配布したプリントの指定箇所を予習しておくこと。 |
12 |
原典講読(4)近代哲学者のラテン語著作 [準備]配布したプリントの指定箇所を予習しておくこと。 |
13 |
授業内試験と解説 [準備]これまで学習したラテン語文法全般をよく復習しておくこと。 |
14 | 課題学習 |
15 | まとめと補足 |
その他 | |
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教科書 | 中山恒夫 『標準ラテン文法』 白水社 1987年 |
参考書 | 授業中に紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、授業内テスト(80%) 出席が3分の2に満たない人は評価の対象としません。 |
オフィスアワー | 授業終了後 |
備考 | 限られた時間で必要な文法事項を習得しようとするのですから、受講者にはそれなりの努力が要求されます。文法の苦手な人には向きません。 |