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科目名 平成28年度入学者 |
考古学2 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
考古学2 | ||||
教員名 | 小泉 龍人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 総合教育科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 考古学の方法論とフィールド |
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授業のねらい・到達目標 | 本授業は、考古学の基本的な方法論と世界のフィールドにおける実際の発掘調査などについて学ぶことをねらいとしている。まず、考古学の方法論を構成している層位論と型式論について、基礎的な内容を説明できることを目標とする。つぎに、相対的編年論と絶対年代の具体的な方法について、おおまかに概説できる程度の知識を身に付ける。同時に、さまざまな考古学的アプローチや、メソポタミアやエジプトのフィールドにおける発掘調査などの解説を通して、世界の考古学的研究の実情について理解することを目指す。 |
授業の方法 | 本授業は講義形式で行い、考古学の基本的な方法論と、オリエントを中心とした遺跡における発掘調査について解説していく。毎回プリントを配布し、おもにパワーポイントを活用する。順番・内容の変更もあり得る。講師の海外出張(発掘調査、国際学会)等により休講になる場合は、補講もしくは博物館見学レポートを実施する予定。 |
履修条件 | 世界の歴史や考古学に興味を持つ学生向き。考古学1を履修済みであることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前に、授業計画に記された当該日の授業内容を事前に確認しておく。授業後、質問等があれば、直接もしくはメール(以下参照)を活用して尋ねる。 |
授業計画 | |
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1 | 受講ガイダンス−対象地域・時代等の概説− |
2 | 考古学の黄金期−ツタンカーメンと「ウルの王墓」− |
3 | 科学的発掘と文化編年−M.ウィーラーとG.チャイルド− |
4 | 地質学と層位論−化石から遺物へ− |
5 | テル型遺跡の層位的発掘−テル・コサック・シャマリ遺跡(シリア)− |
6 | 生物学と型式論−種から型式へ− |
7 | フィールドにおける土器分類−シリア、エジプトの発掘現場− |
8 | 相対的編年論−モノの時間的配列− |
9 | 最古の都市文明のルーツを求めて−メソポタミアの遺跡踏査− |
10 | 絶対年代−マヤ暦から放射性炭素年代まで− |
11 | 生態考古学の芽生え−モノから人へ− |
12 | オリエントの発掘調査−サラット・テペ遺跡(トルコ)− |
13 | 実験考古学(1)−メソポタミアの彩文土器をつくる− |
14 | 実験考古学(2)−土器焼成窯で彩文土器を焼く− |
15 | まとめ・予備 |
その他 | |
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教科書 | とくに指定しない。毎回、授業レジュメを配付する予定。 |
参考書 | 小泉龍人 『都市の起源−古代の先進地域=西アジアを掘る− (選書メチエ)』 講談社 2016年 第1版 適宜プリントにて知らせる。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、授業参画度(20%)、リアクションペーパー(20%) レポート(60%):授業内容を理解した上で論述しているかどうかを評価。授業参画度(20%):遅刻2回で欠席扱い。授業マナーを重視。リアクションペーパー(20%):適宜実施して授業の理解度を評価。 |
オフィスアワー | 質問等は授業直後、もしくはメール(ガイダンス時にプリントにて伝える)。 |