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社会学応用特殊研究1

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科目名
平成28年度入学者
社会学応用特殊研究1
科目名
平成27年度以前入学者
社会学応用特殊研究1
教員名 今泉 礼右
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 地域社会と地域福祉の理解
授業のねらい・到達目標 わが国の社会福祉は、一定の制度的枠組みにもとづいてその分野ごとに援助の対象が規定されている。これに対して地域福祉はその総合性に重点が置かれており、地域住民に共通する生活上の諸課題を対象としている。したがって地域福祉は、このような分野ごとの枠組みを超えて、地域住民の生活の改善や再編成を大きな課題にしているといえる。本講座では、地域住民の基本的な生活の場である地域社会に焦点を置き、環境の改善や生活・福祉サービスの提供、そしてそのためにはどのような具体的な活動が展開されているのかを明確化するとともに、それが地域社会や福祉の発展をいかに促しているのかを理解することを理解することを目的とする。
授業の方法 下記(授業計画)の中にあげた領域から各自のテーマを設定し、その発表・報告とそれに基づく討論を行う。受講学生は各自のテーマに関する調査・研究を行ったうえで授業に参加し、討論に臨むようにする。
履修条件 特になし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 各学生のテーマ設定や発表・報告は回をまたいで行われることがあるので、「授業の方法」のところで記したように、自分のテーマに関する調査・研究についてはきちんと行っておくこと。
授業計画
1 授業の進め方(方法)についてのガイダンス
2 各自の問題意識の開拓
3 ノーマライゼーション、ソーシャル・インクルージョン、家族の機能の低下や孤立化、地域扶助機能の低下、高齢者の孤独化・孤立化、高齢者介護、貧困と社会的排除、地域の組織化や福祉の組織化等・・・テーマの設定
4 テーマの確認と再検討(文献・資料の収集と検討)1
5 テーマの確認と再検討(文献・資料の収集と検討)2
6 地域生活問題としてのノーマライゼーション、ソーシャル・インクルージョン等々の領域に関する報告・発表
7 質疑応答、討論
8 地域生活問題としての家族機能の低下や高齢者の孤立化、高齢者扶養等々の領域に関する報告・発表
9 質疑応答、討論
10 地域生活問題としての貧困と社会的排除等々の領域に関する報告・発表
11 質疑応答、討論
12 地域生活問題としての地域の組織化や福祉の組織化等々の領域に関する報告・発表
13 質疑応答、討論
14 まとめと総括
15 レポート作成、提出
その他
教科書 特に使用しない
参考書 その都度、授業の中で適宜指示する
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(30%)、授業参画度(20%)、テーマ研究発表(30%)
討論への参加は必修であり、討論の場での発言は積極的に行うこと。
発言のない者は減点の対象となる。
オフィスアワー 火~木曜日・昼休み及び放課後、研究室
備考 授業は主体的に参加し、テーマ発表等の討論に際しては積極的に意見や感想を述べること。

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