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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
社会学特殊研究1 | ||||
教員名 | 松橋 達矢 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 「都市づくり」と社会学的に向き合う |
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授業のねらい・到達目標 | 本講義では、近年進展する「都市再生」の舞台である「東京」を中心に繰り広げられる、再開発や都市計画、まちづくり等を含む「都市づくり」の事例を社会学的に検討することを通じ、都市を社会学的に読み解いていく作法を身につけると共に、変貌する都市地域社会における新たな共同性の契機と、今後の都市づくりの方向性を模索していくための応用力を涵養することを目的としています。 |
授業の方法 | 「都市計画」「風景・景観」などをメインテーマに、①パワーポイントを使用した基本的視点・方法についての講義、②自治体等が提示する各種「計画」文書や「統計」情報等を手がかりに、各人が関心を持つ「東京」諸地域(丸の内・新宿・渋谷・銀座・世田谷etc)の現状と課題、そして課題解決のために動員可能な資源発掘とその運用可能性について考察を深めるための発表+討論、の二本立てで授業を進行していく予定です。 |
履修条件 | 積極的な参加を望みます。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 就職活動等で都心部に足を運んだ際には、変化著しい「東京」で活動する企業の姿と、 その足場となる地域社会のかかわりに目を光らせておいてください。 |
授業計画 | |
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1 | イントロダクション |
2 | 近年の「東京」を取り巻く動向(1)――「世界都市」東京を取り巻く現況と都市の指標化という営み |
3 | 近年の「東京」を取り巻く動向(2)――政策目標と予算から見る「世界都市」化の趨勢とオリンピック招致 |
4 | 近年の「東京」を取り巻く動向(3)――「縮小社会」下における「郊外」と「ニュータウン」問題の現在 |
5 | 近年の「東京」を取り巻く動向(4)――「関係性の貧困」から地域問題を考える |
6 | 中間発表(1) |
7 | 「都市計画」から東京を考える(1)――日本における「都市計画」の起源 |
8 | 「都市計画」から東京を考える(2)――「都市計画」を「無計画」化するメカニズム |
9 | 「都市計画」から東京を考える(3)――「参加」し「つくる」都市計画の現実 |
10 | 中間発表(2) |
11 | 「風景・景観」から東京を考える(1)――「高さ規制」にみる「社会・文化的価値」の力 |
12 | 「風景・景観」から東京を考える(2)――「高さ規制」にみる「自主規制」の効能と限界 |
13 | 「風景・景観」から東京を考える(3)――「外国」の視線、資本の論理の優越 |
14 | 課外学習:身近な「都市づくり」の事例に目を向ける |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | 松橋達矢 『モダン東京の歴史社会学』 ミネルヴァ書房 2012年 |
参考書 | 授業内で適宜指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、レポート(50%) 平常点は、出席状況および発言、中間発表の内容等から総合的に評価します。 |
オフィスアワー | 授業開講時に指示します。 |
備考 | 中間発表ならびにレポートにおいては、地域の現況と課題に対して、都市地域社会の現況に基づいた現実的な解決方法を呈示してもらいますが、その際には「データ」をもって自身の主張を裏付けることが必須となります。社会学で学んだ様々なモデルを用い現実をうまく整理しつつ、統計情報をはじめとする各種データを、自身の関心に基づきうまく加工・編集することを通じて主張の「正しさ」を主張する作法を身に着けてください。 |