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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
社会学特殊研究3  ドキュメンタリーに見る現代社会
教員名 中瀬 剛丸
単位数    2 学年    4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 後期 履修区分 選択
授業テーマ ドキュメンタリーで学ぶ現代社会
授業のねらい・到達目標 テレビドキュメンタリーの秀作を題材にして、現代社会とその社会に生きる人々の営みについて考えることが授業のねらいです。社会学が私たちの暮らしや生活を考える上で有効に活用できることを理解すること、それにテレビ番組を通じて幅広い教養を身につけられることを理解した上で、各人の教養を高めることを目標とします。
授業の方法 テレビドキュメンタリーを視聴する回とその番組で取り上げられていた社会問題について社会学の理論や知見を使って考察する回をほぼ交互に設定します。様々な分野の番組をとりあげて、解説を加えた上で番組を見て、感想・意見交換を行います。また毎回、授業内で課題を課します。頻繁に発言を求めます。授業に積極的に参加する姿勢を求めます。自主的な発言がない場合は、教室の後ろのほうに座っている学生を指名して発言を求めます。積極的に参加しようという意欲がない場合、履修を後悔する可能性があると思います。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 授業で取り上げた社会学理論や研究のキーワードを随時紹介します。授業を単に聞くだけでなく、それらの理論やキーワードをきちんと理解できていないと書けない論述テーマを試験で出題します。毎回の授業後の復習が試験の点数に直結します。
授業計画
1 ガイダンス:テレビ的教養について
2 不平等社会日本:『調査報告 女性たちの貧困』
3 現代社会における貧困、格差の何が問題なのか
4 つながりについて考える:『無縁社会 “無縁死”3万2000人の衝撃』
5 近代社会における個人化と社会関係資本
6 少子高齢化の中の家族:『さくら さくら』
7 産業化と都市化がもたらした明治以降の日本社会の変容
8 希望ついて考える:『釜石 不屈の人々 ー被災者再起の記録』
9 絶望について考える:『狂気の戦場ペリリュー忘れられた島』
10 希望と絶望の社会科学
11 歴史とどう向き合うか①:『ヒトラーの子どもたち』
12 歴史とどう向き合うか②:『日本人と象徴天皇』
13 集合的記憶としての歴史、下からの歴史としての社会史
14 試験
15 まとめ 大学で学ぶ意義
その他
参考書 参考文献は授業内で随時紹介します。
成績評価の方法及び基準 試験(60%)、平常点(40%)
毎回の授業で出す課題によって平常点を評価します。遅刻や私語などは平常点を減点します。試験は論述式で、単に知識を問う問題ではなく、また自分の考えを書く問題でもありません。授業内容をしっかりと理解した上で、テーマに沿った考察ができるかどうかを評価する問題を出します。
オフィスアワー 水曜日4限

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