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社会学理論基礎研究3

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科目名
平成28年度入学者
社会学理論基礎研究3
科目名
平成27年度以前入学者
社会学理論基礎研究3
教員名 松岡 雅裕
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 社会学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ ダニエル・ベルの知的遺産を考察する。
授業のねらい・到達目標 2015年度のタルコット・パーソンズの社会学に引き続き、今年度は、現代社会の預言者ともいわれる知的巨人ダニエル・ベルの社会学を考察する。
とくに彼の三大主著である『イデオロギーの終焉』『脱工業社会の到来』、そして『資本主義の文化的矛盾』を中心に、ベルが分析したイデオロギー対立、高度知識社会、現代文化の諸相に迫りたい。
授業の方法 講義形式となるが、大学院授業であることを念頭に、受講大学院生の研究テーマとの接点を考慮しつつ、院生との対話的な考察に重きを置きたい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 上記「授業のねらい」欄にも記したように、ダニエル・ベルの三大主著を中心に解読を進めるが、それ以外の残された厖大な諸論文・エッセーにも言及しつつ、ベルの現代をみる「基軸」ともいうべき哲学に迫りたいと思う。
授業計画
1 ガイダンス(ニューヨーク学派の哲人、ダニエル・ベルの社会学をひも解く)
2 『イデオロギーの終焉』にみる戦後国際体制への視点
3 『イデオロギーの終焉』と大衆社会論批判
4 対話的考察1
5 『脱工業社会の到来』と高度知識社会の実態
6 『脱工業社会の到来』と新たなる政治的諸問題
7 対話的考察2
8 『資本主義の文化的矛盾』にみる現代的労働の意味
9 『資本主義の文化的矛盾』にみる現代アートの哲学
10 対話的考察3
11 論文集『20世紀文化の散歩道』『21世紀への予感』等にみるベルの分析的基軸の布置連関1
12 論文集『20世紀文化の散歩道』『21世紀への予感』等にみるベルの分析的基軸の布置連関2
13 対話的考察4
14 文献考察
15 総括的考察と補足
その他
教科書 なし
参考書 授業時に指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(40%)、授業参画度(30%)
オフィスアワー 松岡雅裕研究室。原則水・木・金曜日。

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