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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
社会問題の社会学
教員名 中村 英代
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ さまざまな社会問題を理解しそれらが生じる背景と対処法について学ぶ
授業のねらい・到達目標 ・社会で起きている出来事や自分の身のまわりで起こる現象を社会学的に考え、読み解き、説明することができる
・社会学の知識を用いて社会問題に対処することができる
授業の方法 ・授業は指定テキストを用い、板書による説明と、板書の書き取りを中心とした講義形式で行います。
・補足資料は、プリントで配布します。
・社会現象への理解を深めるためにDVDも視聴します。
・ゲスト講師による講義も1回予定しています。
履修条件 社会学の思考法を習得すると同時に、現代社会を生き抜くための知識と思考力を身につけていって下さい。
事前学修・事後学修,授業計画コメント ≪事前学習≫
・教材での学習:前回の講義の復習をしっかりしてくること。
・生活のなかでの学習:講義で扱うトピックについての知識を、ニュース、新聞、書籍などで得ておくこと。
≪事後学習≫
・教材での学習:テキスト、講義中に配布した資料をよく復習し、理解を深めて下さい。また、講義内で紹介する書籍を積極的に読むことで、学びはかなり深まっていきます。
・生活のなかでの学習:身近な出来事や社会現象を授業で学んだ知識を用いてとらえなおしてみて下さい。こうした作業を繰り返すことで、社会学的思考力を自分自身のものとして定着させていきます。
授業計画
1 ガイダンス&イントロダクション:社会問題の社会学を学ぶ意義
2 貧困と格差問題①:非正規雇用とワーキング・プア/ネットカフェ難民
3 貧困と格差問題②:格差の何が問題なのか
4 貧困と格差③:資本主義を理解する
5 恋愛と結婚①:恋愛と結婚はどのような関係にあるのか
6 恋愛と結婚②:データからみる現代の結婚
7 過食症と拒食症①:やせたい気持ちと摂食障害
8 過食症と拒食症②:摂食障害を取り巻く社会環境
9 ひきこもり:思春期と成熟
10 依存症の社会学①:生き延びるための依存
11 依存症の社会学②:セルフヘルプ・グループと12ステップ・プログラム
12 依存症の社会学③:ゲスト講師(薬物依存からの回復支援施設のスタッフ)を予定
13 自殺論:データからみる現代の自殺
14 到達度の確認
15 レポートの書き方:面白いレポートはなぜ面白いのか
その他
教科書 中村英代 『社会学ドリル―この理不尽な世界の片隅で』 新曜社 2016年
テキストについてはガイダンスの際に説明するので、履修予定者は必ずガイダンスに出席して下さい。
参考書 中村英代 『摂食障害の語りー〈回復〉の臨床社会学』 新曜社 2011年
ダルク研究会編 『ダルクの日々―薬物依存者たちの生活と人生(ライフ)』 知玄舎 2013年
成績評価の方法及び基準 試験(50%)、授業参画度(50%)
授業の最後に、毎回レスポンスカードを提出してもらいます。これによって授業への参加度を評価します。
取穴は毎回取ります。出席が満たなかった受講生には単位は出ません。出席重視のクラスです。
オフィスアワー 講義のある日のお昼休み

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