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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
上代文学講義1
教員名 梶川 信行
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 国語教科書の中の『万葉集』
授業のねらい・到達目標 世間に流布している『万葉集』に関する常識の多くは、国語の教科書によって作られている可能性が高い。とりわけ、すべての高校生が学ぶ「国語総合」の教科書であろう。ところが、各社の発行する教科書を見てみると、未だに古い常識がまかり通っていることに驚かざるを得ない。研究史的に見ると、半世紀遅れていると言ってよい。
この講義では、「国語総合」の教科書23種類すべてを俎上に載せ、それぞれの教科書の記述にはどのような問題が隠されているのか、それを明らかにすることを目的とする。併せて、教科書とはどのように利用すべきものなのか、ということを考えることもその目的である。
授業の方法 毎時間、一種類ずつ「国語総合」の教科書の『万葉集』を検討する。
プロジェクタを使い、さまざまな画像を見せつつ講義を行なう。また、授業中に小さな課題を与えることも考えている。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習などの教材については、Blackboardに掲載する。
授業計画
1 ガイダンス 『万葉集』とは何か
2 東京書籍 国総301
3 東京書籍 国総302・304
4 三省堂 国総306・307
5 三省堂 国総308
6 教育出版 国総309
7 教育出版 国総310
8 大修館書店 国総312・313
9 数研出版 国総316・317
10 明治書院 国総318・320
11 筑摩書房 国総322・323
12 第一学習社 国総325・326
13 第一学習社 国総327
14 課題学習
15 桐原書店 国総330・331
その他
教科書 鶴久・森山隆 『萬葉集』 おうふう 1972年
約4500首のすべてが載っていて、原文のあるものならば、指定した本でなくても構わない。
ただし、持ち運びの便、値段を考えた時、指定した本がもっとも合理的である。
参考書 必要に応じて、授業中に適宜指示する。また、Blackboardに提示することもある。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、レポート(70%)
授業の内容を反映しないレポート、参考文献を丸写ししたレポートは、評価の対象としない。
なお、レポートの書き方、評価の方法などに関するプリントを6月頃に配布する予定である。
オフィスアワー 月・木・金。具体的な時間は開講時に伝える。

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