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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
青少年教育論 | ||||
教員名 | 茅野 敏英 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 青少年の社会参画について考察する |
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授業のねらい・到達目標 | 今世界はグローバル化が進み持続可能な社会の実現に向けた動きが加速している。 青少年がこうした社会に立ち向かうためには、学びと社会との繋がりを意識し、学びの質や 深まりを問い続ける必要がある。 そのためには、変容する社会の現実を学びつつ、体験を通して学ぶ意欲を高め、心と体の 調和の取れた成長と他者と協働して創造的に物事に立ち向かう力を身につけることである。 この講座では、青少年の意欲をめぐる問題や共に生きる社会をめざした人間の在り方を学び、 主体的に活動に参画するための基礎的素養を身に付けることをねらいとする。 中学社会・高校公民教育の指導に資する能力の育成も合わせて目的とする。 |
授業の方法 | 講義中心であるが、青少年教育現場の実例を紐解き、より実社会と結びついた授業となる よう構成する。 毎回、事前学修のできていることを前提として授業を実施する。 3回のレポート作成では、社会で起きている現状を調査し、その実際を学ぶようにする。 また、14回目では学生による事例発表を取り入れ、相互の学び合いができるようにする。 |
履修条件 | 将来学校教育や社会教育の場で活躍する意志が強い学生であることを前提として 授業を実施する。 教育に対する参画意識の高い学生が履修すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業の前段では、家庭教育と社会教育の実態や課題解決の方策を取り上げ、後段では 学校教育との関わりについてげ学ぶよう計画している。 必要とする各種答申や全国各地の実践事例には目を通すよう授業の中で働きかける。 学習効果を高めるために授業計画欄の準備の項に示した内容を参照し事前学修や レポート作成等に積極的に立ち向かうこと。 |
授業計画 | |
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1 |
青少年教育とは何か。 講義概要のガイダンス シラバスの全体像と各回の事前学習の取り組み方を解説する |
2 |
わが国の青少年教育のあゆみ 準備:『江戸の子育て十か条(小泉吉永著)柏書房』を読み印象的な事柄を書き出す |
3 |
青少年と家庭1 青少年をとりまく家庭・社会生活の実態 準備:『子供の生活力に関する実態調査報告書(平成27年)国立青少年教育振興機構』を読み、調査の成果を 考察しまとめる |
4 |
青少年と家庭2 青少年の体験不足と規範意識 準備:『青少年の体験活動の実態に関する調査研究(平成22年)国立青少年教育振興機構』を読み調査概要を 整理しその要点をまとめる |
5 |
青少年が生涯にわたって学習することの意義 準備:『平成20年中央教育審議会答申』を読み要点を整理する |
6 |
青少年と地域社会1 地域の子育て・通学合宿の教育力 (討議を含む) 準備:『各地で実施されている通学合宿』の実践事例を複数取り上げ、その目的や内容について表に整理し報告 する レポート1 |
7 |
青少年と地域社会2 共に生きる社会の実現・放課後子どもプラン(学修の成果発表) 準備:『大学生の参画による全国の放課後子ども教室と放課後児童クラブ』の事例を多数調べ、それぞれのねら いや実施内容等をまとめる |
8 |
青少年と地域社会3 社会との関わりをはぐくむ青少年教育 準備:『青少年のための体験活動を推進する国立青少年教育施設のモデルプログラム』について調査し、その詳 細を報告する レポート2 |
9 |
青少年と地域社会4 少子化社会と若者による地域創世 (討議形式) 準備:少子化に対応した活力ある学校作りに関する資料『文部科学省教育委員会通知27.1』を取り上げ、学校の 統合廃合に対する自分の考えをまとめる |
10 |
グローバル社会に対応できる能力 準備:PISAとTIMSSの世界共通学力調査についてその詳細を調べる |
11 |
青少年と学校1 学社融合と生きる力 準備: 『学校長期宿泊活動』に関する事例を2つ以上取り上げその詳細を報告する レポート3 |
12 |
青少年と学校2 中学生のキャリア教育 (学修成果発表) 準備:『兵庫県のトライやるウィークと島根県雲南市の夢発見ウィーク』の職場体験の実施内容の相違点を表に 整理する |
13 |
青少年と学校3 高校生・大学生の体験学修と自己形成 準備:『島根大学の1000時間体験学修』教員養成課程の実践事例を調査し詳細をまとめる |
14 |
青少年の自己実現と社会参画に関する 学生の事例発表 準備 学生の社会参画に関する事例を取り上げ、よりよい実践の方策を提案する |
15 | まとめ 共に生きる社会の多様な側面の考察 (小テスト) |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しない。毎回プリントを配布する。 |
参考書 | 伊藤俊夫 『学社融合』 全日本社会教育連合会 2000年 第1版 茅野敏英 『考える力を高める体験学習』 玉川大学出版会 2007年 第1版 小泉吉永 『江戸の子育て十カ条』 柏書房 2007年 第1版 『野外体験と総合的な学習』 日本教育科学研究所 2000年 第1版 その他授業の中で紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(50%) リアクションペーパー共に、事前学修の成果資料の提出を義務づけ授業参加度として評価する |
オフィスアワー | メールアドレスなどを第1回の授業で指示する |