検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れて、検索してください。
科目名 平成28年度入学者 |
**** | ||||
---|---|---|---|---|---|
科目名 平成27年度以前入学者 |
卒業研究 | ||||
教員名 | 羽田 積男 | ||||
単位数 | 4 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 教育学科 | ||||
学期 | 通年 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | この授業のテーマは「高等教育の諸問題」とする。高等教育に関する分野は広く、抱える課題や問題は大きい。この授業では、学生が自ら問題を発見し、考えるべき課題を選び、自ら調査研究することによって、現代の高等教育の抱える問題を深く理解することを目指す。諸問題とは、例えば、学生の学修成果、大学のガバナンス、国立大学法人化、学歴社会、教育格差、大学スポーツなどである。これらにどのようにして接近するか、学問的な方法論を考えつつ授業をすすめたい。授業では、最終的には論文を提出するため、個人的な指導も重視する。 |
---|---|
授業のねらい・到達目標 | この授業のねらいは、個々の学生の興味と関心に従って、自分自身が課題や問題を見つけ、自身の掲げた課題に自力で迫り、調査研究を通じてその課題を深く考察し、論文にまとめることをねらいとする。最終的には、前期・後期ともそれぞれ20,000字以上の論文を提出することとする。学生の書く力を伸ばし、さらに質の高い教育学の学術論文の書き方を習得することを到達目標とする。 |
授業の方法 | この授業では、高等教育の課題を、参考書などを通して学び、自らの課題を定める。ついで、授業と並行して個々の学生に対して個人指導を取り入れて論文作成までの全過程を支援する。授業では、各自の課題を発見し、発表し、課題の進捗状況を報告する。前期には高等教育に関する幅広い自由なテーマを設定して書くことを学び、後期には高等教育をテーマとする教育学の学術論文を完成することをめざす。長文の論文を書くことは、自身の思考力を鍛え、参考文献を渉猟し読みこなし、自身の書くことのスキルを伸張することでもある。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 研究室刊行の論文の書き方に沿って、前期は比較的に幅広い、緩やかな課題設定をして20,000字の論文を書くことを目指す。後期には、注記文を入れた20,000字の本格的な教育学の学術論文を書くことをめざす。学期が始まると同時に参考書「大学とは何か」を読んでおくこと。また自身の課題を見出しておくこと。 |
授業計画 | |
---|---|
1 | 前期授業のオリエンテーション |
2 | 高等教育の課題とは何かを考える |
3 | 課題に関する文献検索、インターネット検索の方法 |
4 | 課題報告の書き方(論文の書き方) |
5 | 課題の決定 |
6 | 学生の課題発表 |
7 | 学生の課題発表 |
8 | 学生の課題発表 |
9 | 学生の課題発表 |
10 | 学生の課題発表 |
11 | 学生の課題発表 |
12 | 学生の課題発表 |
13 | 前期の課題報告のまとめ |
14 | 前期授業の反省と後学期の取組み方 |
15 | 前期の総括(課題報告の提出) |
16 | 後期授業のオリエンテーション |
17 | 課題報告の書き方(後期論文の書き方) |
18 | 学生の課題決定 |
19 | 学生の課題発表 |
20 | 学生の課題発表 |
21 | 学生の課題発表 |
22 | 学生の課題発表 |
23 | 学生の課題発表 |
24 | 学生の課題発表 |
25 | 学生の課題発表 |
26 | 授業の課題発表 |
27 | 授業のまとめ1 |
28 | 授業のまとめ2 |
29 | 後期の総括 |
30 | 授業全体の総括(課題報告の提出) |
その他 | |
---|---|
参考書 | 吉見俊哉 『大学とは何か (岩波新書1318)』 岩波書店 2011年 第1版 橘木俊詔 『日本の教育格差 (岩波新書1258)』 岩波書店 2010年 第1版 参考書は多数あるので、授業時において適宜に紹介する。自身でも手元に論文の書き方に関する書物を備えておくように期待する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 前期と後期にそれぞれ課される20,000字の論文を重視する。特に後期の論文はこの授業の集大成として大きく評価したい。なお、授業参画度は重視される。 |
オフィスアワー | 水曜日6時限。7215羽田研究室。ただし研究室が開いている時間はいつでも可能な限り対応する。またメールを使った指導などにも応ずる。 |
備考 | 授業には電子辞書もしくはスマートフォン・タブレットを必携のこと。 |