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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
中国現代文学演習1
教員名 池上 貞子
単位数    1 学年 3・4 開講区分 文理学部
科目群 中国語中国文化学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 張愛玲文学を読む
授業のねらい・到達目標 中国語文化圏で「女性作家の始祖」と言われる張愛玲の文学世界を理解し、今日の中国語文学理解の一助とする。具体的な作品を読み、張愛玲文学とその中国近現代文学史における意味を探り、自分なりの理解によって他者にも説明できるようにすることを目指す。
授業の方法 課題文ついて、学生が予習してきた自分の解釈を披露し、クラス内で相互討議を行なった後、教師の解釈と評価を提示する。
履修条件 必ず予習をして授業に臨むこと。
事前学修・事後学修,授業計画コメント あらかじめ想定される課題の範囲で、読み方や単語の意味を調べ、自分なりの訳を作っておく。授業の中でそれらを確認し、必要に応じて訂正加筆を行い、以後の学習に備える。以下の授業計画は目安であり、状況に応じて、1回の範囲がずれることがあるが、全体としては予定通り行う。
授業計画
1 ガイダンス、例文試訳
2 張愛玲の人生と文学および文学史的意義について
3 「茉莉香片」1:テキストp47-49前半:登場人物と背景の確認
4 「茉莉香片」2:テキストp49後半-51前半:男女主人公の想いの理解
5 「茉莉香片」3:テキストp51後半-53前半:男性主人公の父親
6 「茉莉香片」4:テキストp53後半-55前半:男性主人公の母親
7 映画化された張愛玲作品の鑑賞:『半生縁』①
8 映画化された張愛玲作品の鑑賞:『半生縁』続き。映画についての理解確認と討議
9 「茉莉香片」5:テキストp55後半-57前半:女性主人公とその父親
10 「茉莉香片」6:テキストp57後半-59前半:男性主人公の女性主人公およびその父親に対する感情
11 「茉莉香片」7:テキストp59後半-61前半:男性主人公の孤独
12 「茉莉香片」8:テキストp61後半7-63前半:男女主人公の直接対決
13 「茉莉香片」9:テキストp63後半-65前半:男女主人公の本心
14 「茉莉香片」10:テキストp65後半-67すべて:男性主人公の新たな孤独
15 総括:理解度、翻訳力チェック
その他
教科書 プリント配布。
参考書 池上貞子 『張愛玲 愛と生と文学』 東方書店 2011年 第1版
その他、必要に応じて授業ないで提示する。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%)
授業参画度とは、授業内で課題を発表するか、論議に参加することを言う。
オフィスアワー 授業終了後。

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