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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
哲学課題研究3 | ||||
教員名 | 古田 智久 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 「哲学」の研究方法を習得する |
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授業のねらい・到達目標 | 「哲学」の研究は、おおよそ、テキストとなる文献の読解とそれに関連する研究論文や批判論文のサーヴェイを行った上で、オリジナルな考察を提示する、という手順で進められる。この授業では、卒業論文執筆に向けて、履修者が哲学の論文を書くことができるようになるためのトレーニングを行う。 それと合わせて、大学院進学希望者がいるときには、進学に必要な語学力を身に付けていただく。哲学の論文を書くことができるようになり、大学院進学に必要な英語の力が身に付けば、この授業の目標は達成されたと考えられる。 |
授業の方法 | 後期開講の「哲学課題研究4」では、各自が設定した研究テーマに即して口頭発表を行っていただくが、前期開講のこの授業では、哲学の論文がどのように執筆されているのかを、実際に論文を読み進めることを通して、理解していただく。 授業では、昨年度に引き続きネーゲルの『コウモリであるとはどのようなことか』(勁草書房)所収の論文、並びにパットナム『理性・真理・歴史』(法政大学出版局)所収の論文を取り上げる。毎回、担当者を決めて、読み進める部分のレジュメを作成してきてもらう。大学院進学希望者には、原文を演習形式で読んでいただく。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業に臨むに際しての事前学習としては、前回までに読んだ部分の完璧な理解を目指す復習と、次回の授業で読む部分の予習が求められる。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス 「哲学」の研究方法について |
2 |
ネーゲル「平等」のⅠ節からⅢ節を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
3 |
ネーゲル「平等」のⅣ節からⅥ節を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
4 |
ネーゲル「平等」のⅦ節からⅧ節を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
5 |
ネーゲル「平等」のⅨ節を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
6 |
ネーゲル「価値の分裂」の202頁から208頁を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
7 |
ネーゲル「価値の分裂」の209頁から215頁を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
8 |
ネーゲル「価値の分裂」の215頁から222頁を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
9 |
パットナム「心と身体」の「並行説・相互作用説・同一説」を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
10 |
パットナム「心と身体」の「同一説とア・プリオリ」、「分離脳」を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
11 |
パットナム「心と身体」の「質的特徴はどの程度明確であるのか」を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
12 |
パットナム「心と身体」の「質qualiaに関する実在論」を読む。 [準備]授業で読み進める部分を読み、疑問点があればメモしてくること。 |
13 |
討論会:授業で取り上げた論文についてディスカッションを行う。 [準備]ディスカッションで提起するテーマ・問題を考えてくること。 |
14 |
文献調査の実践 [準備]図書館、インターネットで、自分が感心を寄せる問題に関わる文献を探すこと。 |
15 |
哲学の研究方法と論文の執筆方法、並びに発表テーマについて [準備]各自が関心のあるテーマを考えてくること。 |
その他 | |
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教科書 | 授業中に指示する。 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 火曜日5時限目終了後 2号館11階古田研究室 |