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科目名 平成28年度入学者 |
東洋史特殊講義4 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
東洋史特殊講義4 | ||||
教員名 | 須江 隆 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 史学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 中国近世筆記史料研究 |
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授業のねらい・到達目標 | 中国近世期には多くの筆記史料が編纂された。これらには小説に類いするものも含まれるため、主に文学分野で活用されることが多かったが、当時の社会における日常性を把握する上で極めて有効な史料でもある。そこでこの授業では、当該期に編纂された筆記史料に着目する意義やそれらを活用した研究史を概観した上で、特に南宋時代に編纂された『夷堅志』に関する講義と史料読解演習を通じて、中国近世社会の日常性の解明を目指していく。授業担当者の最新の研究を開示していく講義と筆記史料読解演習を通じて、漢文史料解析法と研究論文作成手法の習得を目指すことを目標とする。 |
授業の方法 | 授業全体の六割程度を演習形式でおこない、講義形式を併用する。 |
履修条件 | 漢文史料の読解にある程度習熟していることが望ましい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 筆記史料の読解演習をおこなうので、事前学修として、そのための辞書類の準備や漢文史料訓読に要する基礎的知識の習得をしておくこと。また授業計画の各回で示した準備学修を済ませて、毎回の授業に臨むこと。事後学修としては、筆記史料読解演習用テキストの完全版訳注稿提出に向けた作業を、受講者各自が段階的に進めていくこと。 |
授業計画 | |
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1 | 授業ガイダンス |
2 |
『夷堅志』について [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
3 |
『夷堅志』が書かれた時代 [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
4 |
史料論としての『夷堅志』Ⅰ [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
5 |
史料論としての『夷堅志』Ⅱ [準備]前回の授業で配布したプリントに一通り目を通してくること。 |
6 |
『夷堅志』選読Ⅰ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
7 |
『夷堅志』選読Ⅱ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
8 |
『夷堅志』選読Ⅲ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
9 |
『夷堅志』選読Ⅳ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
10 |
『夷堅志』選読Ⅴ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
11 |
『夷堅志』選読Ⅵ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
12 |
『夷堅志』選読Ⅶ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
13 |
『夷堅志』選読Ⅷ [準備]第5回の授業で配布した筆記史料読解演習用のテキストを予習しておくこと。 |
14 |
課題学習-訳注稿の作成- [準備]筆記史料読解演習用テキストの完全版訳注稿作成に向けた作業を進めておくこと。 |
15 |
授業の総括と課題の提出 [準備]提出用の筆記史料読解演習用テキスト完全版訳注稿を用意しておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 授業時にプリント(参考資料)及び筆記史料読解演習用のテキストを配布する。 |
参考書 | 参考書、辞書・工具書類等については、授業中に随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(40%)、レポート(50%)、授業参画度(10%) |
オフィスアワー | 本授業時間の前後のみ、本館2階の講師室にて可。また、授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡して下さい。 |