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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
特殊研究ゼミナール2
教員名 紅野 謙介
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 必修
授業テーマ 小説分析の方法
授業のねらい・到達目標 現代小説を徹底的に解読する。多和田葉子「雪の練習生」と町田康「夫婦茶碗」に対象を定めて、小説を読み、研究するにはどのようなアプローチがあるのか。小説の内容や表現を細かく分解しながら、考察していく。研究方法を学ぶとともに、論文やレポートの書き方を学習する。
授業の方法 演習形式のゼミとする。3年生を中心に分担して発表を行う。発表に際しては必ず資料を作成し、どのような問題意識のもとでテーマ設定したかを明確にしながら、報告を行なう。毎回、4年生から司会、コメンテーターなどの役割を決めて議論が活発に展開できるようにする。学期末にはレポートを書く。
履修条件 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は、特殊研究ゼミナール1(前期)の第1回目の授業で申し出ること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント この授業のねらいや進め方をめぐるガイダンスの後、発表の順序やテーマについて協議する。その後、2回目から発表に入る。担当は事前に連絡する。
授業計画
1 ガイダンス
2 多和田葉子と町田康
3 現代文学を概観する
4 「雪の練習生」1:初出と単行本、時評・書評チェック
5 「雪の練習生」2:問題点の洗い出し
6 「雪の練習生」3:書き込まれる歴史
7 「雪の練習生」4:批評とユーモア
8 多和田葉子を考える
9 「夫婦茶碗」1:初出と単行本、時評・書評チェック
10 「夫婦茶碗」2:問題点の洗い出し
11 「夫婦茶碗」3:語りと空白
12 「夫婦茶碗」4:もう1つの批評とユーモア
13 町田康を考える
14 課題作成
15 まとめ
その他
教科書 多和田葉子 『雪の練習生』 新潮文庫 2013年
町田康 『夫婦茶碗』 新潮文庫 2001年
参考書 授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(40%)、レポート(40%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了後、研究室にて20分間。メールは、kohno★chs.nihon-u.ac.jp(★を@に変換してください)。

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