文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 物理学科 > ****
日本大学ロゴ

****

このページを印刷する

科目名
平成28年度入学者
****
科目名
平成27年度以前入学者
特別研究
教員名 高橋 博樹
単位数    6 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 物理学科
学期 通年 履修区分 必修
授業テーマ 実験的研究手法を用いて,自然科学の研究を体験する。
授業のねらい・到達目標 自然界における様々な物理現象を実験的に調べる姿勢の一端に触れさせることによって,実験的な研究の進め方を学ぶ。
授業の方法 高温超伝導体の物質探索と電気的磁気的性質を大きなテーマとして、個別に研究テーマを与える。研究テーマに従って物理現象の解析を行なう。基礎知識や研究の動向を理解するために、テキストや科学雑誌に掲載されている学術論文をもとに、セミナーを行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 毎回の自己学習時間:予習60分,復習(宿題含)60分
授業計画
1 (卒業研究テーマの準備1)研究テーマの背景、研究動向についてセミナー形式で解説を行う。
2 (卒業研究テーマの準備2)研究テーマの背景、研究動向についてセミナー形式で解説を行う。
3 (卒業研究テーマの準備3)研究手法を学ぶために、高温超伝導体の合成を行う。
4 (卒業研究テーマの準備4)研究手法を学ぶために合成した高温超伝導体について、電気抵抗、磁化率、X線回折測定を行う。
5 (卒業研究テーマの準備5)研究手法を学ぶために合成した高温超伝導体について行った、各測定結果の解析を行い、まとめる。
6 (卒業研究テーマの遂行1)研究テーマとして行う超伝導物質の合成に関して調査を行う。
7 (卒業研究テーマの遂行2)研究テーマとして行う超伝導物質の合成に関して調査を継続し、合成を開始する。
8 (卒業研究テーマの遂行3)継続して物質の合成を行う。
9 (卒業研究テーマの遂行4)X線回折測定により、合成した物質の評価を行う。
10 (卒業研究テーマの遂行5)X線回折データの解析を行い、結晶構造を正確に決定する。
11 (卒業研究テーマの遂行6)電気抵抗測定により、合成した物質の評価を行う。
12 (卒業研究テーマの遂行7)電気抵抗測定結果より、合成物質の電子状態に関する情報を得る。
13 (卒業研究テーマの遂行8)磁気測定により、合成した物質の評価を行う。
14 (卒業研究テーマの遂行9)磁気測定結果より、超伝導体積分率や超伝導単位温度直上の磁気状態について考察する。
15 (卒業研究テーマの報告)研究成果をスライドにまとめ、各自が研究発表を口頭で行う。
その他
教科書 Stephen Blundell, Superconductivity: A Very Short Introduction, Oxford University Press, 2009
参考書 授業の中で、随時指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(20%)、レポート(60%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 従業終了後

このページのトップ