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授業テーマ	日本語の語彙および文章の変遷を概説する。
授業のねらい・到達目標	日本語の語彙と文章の変遷を、「古代」と「近代」という大きな流れでとらえ、その変化の背景、現代語との関わりについて理解し、説明できることを目標とする。
授業の方法	プリントをもとにして講義形式で進めていく。なお、後半10分は毎回リアクションペーパーを書いてもらう。
事前学修・事後学修，授業計画コメント	授業前は授業内容を必ず確認し、事前に配付する文章（翌週の授業内容に関わる文章）をよく読んで理解しておくこと。授業後はノートを読み直すなどよく復習し次回の授業に出席すること。なお、授業開講期間中に、授業で得られた知識を定着し、より広い知識を身につけるために、紹介した参考書を最低１冊は読んでおくこと。

授業計画
1	ガイダンス（今年度の流れと参考書の紹介）
2	古代の語彙と文章１（和語と漢語、奈良時代の語彙と文章）
3	古代の語彙と文章２（平安時代の語彙と文章、訓読語）
4	古代の語彙と文章３（平安時代の語彙と文章、和文語）
5	古代の語彙と文章４（平安時代の語彙と文章、記録語）
6	古代の語彙と文章５（院政鎌倉時代の語彙と文章、和漢混淆文と語彙）
7	近代の語彙と文章１（漢語の増加と通俗語１室町時代）
8	近代の語彙と文章２（漢語の増加と通俗語２江戸時代）
9	近代の語彙と文章３（口頭資料と俗語）
10	近代の語彙と文章４（位相語）
11	近代の語彙と文章５（外来語の流入）
12	近代の文章の変遷１（室町・江戸時代の文章）
13	近代の語彙と文章２（明治時代の文章）
14	理解度の確認
15	試験の解説と補足

その他
教科書	『なし』
参考書	山口仲美『日本語の歴史（岩波新書）』岩波書店 2006年第初版佐藤武義『概説日本語の歴史』朝倉書店 1995年第初版木田章義『国語史を学ぶ人のために』世界思想社 2013年第初版
成績評価の方法及び基準	平常点(40%)、授業内テスト(60%) 第14回に授業内試験を行う。平常点はリアクションペーパーによるものであるが、内容によって判断する（単なる出席点ではない）。
オフィスアワー	授業内で配付する「質問シート」に記入、提出してください。回答は次回授業時とします。