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科目名 平成28年度入学者 |
日本語中上級2 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
日本語中上級2 | ||||
教員名 | 鮮于 媚 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 上級学習者のための日本語の文法と表現 |
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授業のねらい・到達目標 | この授業は上級レベルの日本語を適切に使い、自分の日本語として定着させることを目標とします。特に、この授業では、日本語の文法演習を行います。 主に、次の二つのテーマを中心としています。「自動詞、他動詞、使役、受身」、「まとまりを作る表現」です。これらのテーマに加え、話し方のトレーニング(特に、音読)を行います。これらの文法および表現は、今まで、日本語を勉強している皆さんであれば一度は勉強したことがあると思います。しかし、実際は、いろいろな用法があり、使い方を間違ってしまう場合もあり、やや複雑であります。上級学習者になるためには、これらの用法は必ず学習する必要があります。受講生のみなさんには、事前の予習、復習を重ねて、学習し、実際の日本の生活にも使えるようになることが本授業の最終到達目標です。 |
授業の方法 | 授業で取り上げた文法用法を確認します。テキストおよびハンドアウトを利用し、文法用法を理解します。授業では、「理解」を中心としますが、授業後には、それぞれタスクを行い、「理解」から「活用、利用」になるようにします。 そして、音読の時間を設けています。音読は、日本語のリズムを勉強するためであり、声を出して日本語の発音することで、日本語のリズムを感覚的に学ぶことができます。 |
履修条件 | 日本語を母語としない留学生を対象とした科目です。 留学生のみ履修可。第1回の授業時にレベル調整を行うので、履修希望者は必ず出席すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 毎週、学ぶべき文法項目が提示されます。受講生のみなさんは、教科書や参考書を予習をしてください。授業中には、みんなと話し合いながら、理解を深めます。授業後はテキストの課題を解きながら、理解を深めます。主な文法項目が終わりますと、「総合テスト」を行います。この作業は、受講生のみなさんがどこまで理解し、どこが難しかったのかを確認すると共に、自らどこまでできているのかを確認するチャンスにもなります。授業中だけではなく、普段の生活で使っている日本語も意識して使うことをお勧めします。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション:授業の説明、教科書の紹介、音読について |
2 |
ウォームアップ:音読の説明およびやり方(本の紹介) 指示語:コとソの使い分け、 |
3 | 指示語:「こんな・そんな・あんな」「これら・それら・あれら」 |
4 |
ウォームアップ:音読の実践 (1) 接続詞:接続詞の使い方 |
5 |
ウォームアップ:わらべ唄(1) 形は似ているが、意味が違う接続詞 |
6 |
ウォームアップ:わらべ唄(2) 総合テスト(1):指示語、接続語 |
7 |
総合テスト(1)のフィードバック 「のだ文」について:理解 |
8 |
ウォームアップ:音読の実践(2) 「のだ・からだ・わけだ」 |
9 |
ウォームアップ:音読の実践(3) 「のだ文の形式:否定疑問文「Nではないか、Nのではないか(じゃないか)」 |
10 |
ウォームアップ:音読の実践(4) 総合テスト(2):のだ・からだ・わけだ |
11 |
総合テスト(2)のフィードバック 自動詞・他動詞 (1):自動詞と他動詞はどのように違うのか、形と意味、使い方 |
12 |
自動詞・他動詞、使役「(さ)せる」 総合練習、現在に使われている使役の形について |
13 | (ら)れるおよび(ら)抜きことばについて |
14 | 自宅学習(指示語、接続語、のだ・わけだ・からだ、自動詞、他動詞、使役、受身) |
15 | 総合テスト(3):すべての範囲(指示語、接続語、のだ・わけだ・からだ、自動詞、他動詞、使役、受身) |
その他 | |
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教科書 | 庵功雄(いおり・いさお)、三枝玲子(さえぐされいこ) 『日本語文法演習 まとめりを作る表現ー指示詞、接続詞、のだ・わけだ・からだー』 スリーエーネットワーク 2013年 第1版 安藤節子(あんどうせつこ)、小川誉子美(おがわよしみ) 『日本語文法演習 自動詞・他動詞、使役、受身』 スリーエーネットワーク 2014年 第9版 教科書は必ず購入してください。授業では、教科書の中でも重要な部分を取り出して説明し、練習を行います。 課題は、教科書の練習問題を解くことです。総合テストは教科書の例文から出しますので、予習、復習を行ってください。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(30%)、授業内テスト(30%)、授業参画度(40%) 欠席すると総合点数からマイナス3点となります。そして、遅刻(15分まで)はマイナス1点になります。 30分以上遅刻した場合は、欠席の扱いとなります。 授業参加度の中には、音読の時間に活発に音読を行うことについての評価が含まれています。そして、授業態度も評価の対象となります。 テストは3回行います。1回目のテストは15%, 2回目のテストは15%、最後の総合テストが30%を示しています。 |
オフィスアワー | まずはメールで連絡をしてください。 sonu.mee@nihon-u.ac.jp |