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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
日本史ゼミナール1
教員名 中村 順昭
単位数    2 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 史学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 日本古代史を研究する
授業のねらい・到達目標 日本古代史を学ぶために必要な知識と研究方法を習得することを目的とする。研究史を振り返り、これまでの諸説がどのような史料に基づくのかを確認しながら、史料に基づいて事実を探求する方法を学び、現在の研究の到達点を知ることで、自ら主体的に研究して卒業論文を作成する力を養う。
授業の方法 最近刊行された二つに新書、吉村武彦『蘇我氏の古代』と倉本一宏『蘇我氏』を比較しながら熟読し、蘇我氏を中心に6・7世紀の政治や社会についての研究史を学ぶ。受講者が分担して、調査・考察した成果を発表し、受講生相互に質疑応答・討議しながら理解を深めていく。
履修条件 日本史基礎実習を1単位以上修得済みであること
事前学修・事後学修,授業計画コメント 報告分担者以外も事前にテキストを読み、疑問点を整理して出席すること。質疑・討議に積極的に参加することが必要である。
授業計画
1 日本古代史の研究方法
2 6・7世紀史の諸問題
3 古代の氏族(報告の方法)
4 葛城氏と蘇我氏(以下、受講生の報告を中心に進める)
5 蘇我氏の系譜
6 列島の開発と蘇我稲目
7 仏教の導入と馬子
8 推古女帝の即位
9 推古朝における馬子
10 飛鳥の地と蝦夷・入鹿
11 蘇我氏と天皇
12 乙巳の変
13 蘇我倉山田石川麻呂
14 7世紀後半の蘇我氏
15 石川氏の活躍
その他
教科書 吉村武彦 『蘇我氏の古代 (岩波新書)』 岩波書店 2015年
倉本一宏 『蘇我氏ー古代豪族の興亡ー (中公新書)』 中央公論新社 2015年
プリントして配布する
参考書 大津透ほか編 『岩波講座日本歴史 古代2』 岩波書店 2014年
篠川賢 『飛鳥と古代国家 (日本古代の歴史2)』 吉川弘文館 2013年
その他、授業中に紹介する
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、レポート(50%)
オフィスアワー 月曜4限に研究室(2号館9階2901)

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