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科目名
平成28年度入学者
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科目名
平成27年度以前入学者
認知心理学
教員名 野村 康治
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 心理学科
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ 心的機能に関する認知心理学的アプローチを理解する
授業のねらい・到達目標 私たちは日々外界の様々な事象をとらえ、それを覚えたり、そこから何かを思い出したり、そのことについてあれこれと考えたりしている。事象を情報、記憶や思考といった認知活動をその情報の処理としてとらえてみよう。私たちの頭の中では、どのような情報処理が行なわれているのだろうか?本講義では、このような情報論的観点から人間の認知過程を解明しようとする研究を取り上げ、それらの研究から得られた基礎的知見を具体的に紹介していきたい。
授業の方法 授業は主に講義形式で行なう。取り上げる研究例から何が言えるのか、どのような結論が導き出せるのか、といったことを考えながら聴講してほしい。また適宜小テストを行い、理解度を確認する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 認知心理学は実験的アプローチを取ることが多い。授業で取り上げる研究内容を理解するには、どのような実験が行われたのかに関する事前の知識があったほうが理解しやすい。次回の授業で取り上げる問題を指示するので、テキストの該当箇所などを読んでおくこと。
授業計画
1 ガイダンス・認知心理学的な人間理解
2 視覚情報処理の基礎
3 パターン認知
4 注意のメカニズム
5 記憶過程の情報処理モデル
6 短期記憶とワーキングメモリー
7 日常記憶
8 知識と表象
9 人間の思考の特徴
10 創造的思考
11 言語の獲得と理解
12 イメージをめぐる問題
13 授業の内容のまとめ
14 授業内容の整理と確認
15 理解度の確認
その他
教科書 道又爾,北崎充晃,大久保街亜,今井久登,山川恵子,黒沢学 『認知心理学 -- 知のアーキテクチャを探る 新版 (有斐閣アルマ)』 有斐閣 2011年
参考書 箱田裕司, 都築 誉史, 川畑 秀明, 萩原 滋 『認知心理学 (New Liberal Arts Selection)』 有斐閣 2010年
その他、適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 試験(70%)、授業内テスト(20%)、授業参画度(10%)
授業後半に理解度を確認する試験を行う。成績評価は主にこの試験の得点によって評価する。また,授業時に小テストを実施する。上記「授業内テスト」とは、この小テストを指す。さらに,授業時に意見を求める場合があり,これは授業参画度の指標となるので積極的に発言してほしい。
オフィスアワー 本館5階心理学研究室 火12:20~12:50

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