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科目名 平成28年度入学者 |
文化心理学特論 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
文化心理学特論 | ||||
教員名 | 渡辺 文夫 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 集中 | 履修区分 | 選択 |
授業テーマ | 文化心理学への視点の構築。文化あるいは文化間の視点に基づく心理学的研究の課題への洞察の深化。 |
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授業のねらい・到達目標 | 文化心理学の基本的パラダイムを理解し、それへの自らの視点を築くことを目的とする。加えて、心理学と文化をめぐるさまざまな問題について多角的に議論をし、そこで構築された考えを自らの研究に役立てることも目指す。 |
授業の方法 | 構成主義的な方法で授業を行う。文献資料を読んで各自が考えたことをレジメにし、発表し、質疑応答と論議をする。受講者間、講師と受講者間で、自由な討論を行うので、積極的な参画を望む。文献資料は、適宜配布する。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 前の週に議論する資料を指定する。この資料を読み、自らが考えたこと、気づいたことを書く授業前に箇条書きにすること。 |
授業計画 | |
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1 | 文化心理学発生の歴史的背景1:心理学史から文化心理学を捉える意味 |
2 | 文化心理学発生の歴史的背景2:実験心理学と民族心理学 |
3 | 文化心理学発生の歴史的背景3:物心二元論 |
4 | 文化心理学発生の歴史的背景4:現代心理学における文化の研究 |
5 | 文化心理学のパラダイムの諸問題1:文化と構成主義 |
6 | 文化心理学のパラダイムの諸問題2:自己と文化 |
7 | 文化心理学のパラダイムの諸問題3:文化のダイナミズム |
8 | 文化心理学のパラダイムの諸問題4:普遍主義と相互構成主義 |
9 | 文化心理学のパラダイムの諸問題5:異文化間心理学と文化心理学 |
10 | 文化心理学のパラダイムの諸問題6:エティックーイミック論 |
11 | 文化心理学のパラダイムの諸問題7:実践の中の文化 |
12 | 文化心理学のパラダイムの諸問題8:直線的因果論とシステム論的因果論 |
13 | 文化心理学のパラダイムの諸問題9:文化心理学のパラダイム |
14 | 文化の視点を取り入れた心理学研究の課題の整理 |
15 | 総括 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 柏木恵子ほか編 『文化心理学』 東京大学出版 1997年 山岸俊男 『文化を実験する 社会行動の文化・制度的基盤 (フロンティア実験社会科学7)』 勁草書房 2014年 増田貴彦・山岸俊男 『文化心理学(上・下)』 培風館 2010年 Kitayama, S. & Cohen, D.(Eds.), Handbook of Cultural Psychology, Guilford, 2010 渡辺文夫 『異文化と関わる心理学』 サイエンス社 2002年 Valsiner, Jaan, The Oxford Handbook of Culture and Psychology, Oxford University Press, 2012 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 授業後1時間。面談希望者は、授業時間内に申し出ること。 |