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科目名 平成28年度入学者 |
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科目名 平成27年度以前入学者 |
無機化学6 | ||||
教員名 | 佐々木 朝照 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 生体内金属元素の機能と役割 |
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授業のねらい・到達目標 | ヒトの生命現象や健康に深く関与する無機微量元素の役割と機能を学ぶことにより、必須微量元素と生態とのかかわりを概説できる。 |
授業の方法 | プリント資料を配布し、書画カメラによるデイスプレーを用いて解説する。授業の終わりに簡単なテストを行い、次回の講義で補足・解説して講義の理解を深められるようにする。 |
履修条件 | なし |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 初回授業前に配布する課題プリントに記載されている事項について事前に調べておくこと。授業後は授業内容を纏めて見直しする。内容の把握が不足する場合は自ら関連書籍などを利用して調べる努力をすること。それでも問題点があれば担当教員とアポイントをとり、アドバイスを受けるようにすること。 |
授業計画 | |
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1 | 金属元素の役割 (1)生命・健康・疾病・食料・情報・環境 |
2 | 疾病と微量元素 (2)先天的・後天的・欠乏症・過剰症 |
3 | 微量元素の必須性と毒性 (3)閾値・最適範囲・ホメオスタシス |
4 | 微量元素の生理的機能 (4)触媒機能・調節機能・解毒機能・構造機能 |
5 | 化学物質の毒性とその評価 (5)実験動物・対照群・実験群・in vitro試験 |
6 | 食品中の化学物質の安全性 (6)微量元素のEAR・RDA・UL・PTWI・食物アレルギー |
7 | 生体内金属の分析法 (7)高感度分光分析法・HPLC-ICPMS・化学トレーサー |
8 | 生体内における解毒 (8)活性酸素・抗酸化物質・メタロチオネイン・金属含有酵母 |
9 | 最先端科学技術の医療への応用(9)光フアイバー・MRI・PET・CAS冷凍 |
10 | 生体内における金属の相互作用(10)水銀汚染・重金属解毒 |
11 | 水棲生物中の微量元素の化学形(11)砒素の化学系と毒性・解毒・食物連鎖ランク |
12 | 金属含有医薬品 (12)標識化合物・MRI造影剤・シンチグラフイ・パッチテスト剤 |
13 | 化学物質による発ガン (13)発ガン物質・抗がん剤・DNA・白金錯体 |
14 | 化学物質による内分泌撹乱作用(14)海洋汚染・有機塩素化合物・TBT(Sn)・マイクロプラスチック |
15 | 総括 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 八木康一編 『ライフサイエンス系の無機化学』 三共出版 木村秀一、左右田健次編 『微量元素と生体』 秀潤社 その他は授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(20%)、授業内テスト(70%)、出席状況(10%) 授業内テスト、小テストを総合的に評価する。出席日数が2/3以下の場合評価の対象としない。 |
オフィスアワー | 授業内でE-mailアドレスを伝えるので、そちらに連絡してください。 |