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科目名 平成28年度入学者 |
倫理学概論2 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
倫理学概論2 | ||||
教員名 | 嘉吉 純夫 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 「生の選び」をめぐる諸考察 |
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授業のねらい・到達目標 | 倫理学上の諸理論・諸教説は、最終的に個々人の「生の選び」へと結びついていかなければあまり意味がない。この点を意識しつつ、西欧倫理思想史に即して、「徳」、「自由」、「責任」、「義務」、「愛」等をめぐる西欧の様々な思想家の考え方を紹介し、それらをわれわれ自身の<人生の糧>にしたい。大思想家と言われる人々の「人生の選び」を学ぶことによって、受講者ひとりひとりの倫理観と人生観のの確立に寄与したい。 |
授業の方法 | 上記授業テーマの下、各回ごとに個別的な論題を設定して講義を進める。基本的に問題提起型の授業なので、授業中に取り上げられる問題や思想について(板書等を機械的に写して覚えるというような受け身の姿勢ではなく)主体的・批判的に考察するという姿勢が要求される。 |
履修条件 | 哲学科以外の学生については、原則として2年生以上に履修を許可し、哲学科以外の学科の1年生の履修は認めない。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 下記に登場する哲学者や思想家の著作を、邦訳でよいからできる限り多く読んでおくこと。事後には、講述内容を反芻して、自分はどう考えるか、自分自身の見解を整理すること。 |
授業計画 | |
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1 | 「生の選び」をめぐる諸考察(1)ソクラテスとプラトンの場合(事前に、教科書のソクラテスおよびプラトンにかかわる説明を読んでおくこと) |
2 | 「生の選び」をめぐる諸考察(2)アリストテレスの場合(事前に、教科書のアリストテレスにかかわる説明を読んでおくこと) |
3 | 「生の選び」をめぐる諸考察(3)キリスト教倫理の場合(事前に、教科書のキリスト教にかかわる説明を読んでおくこと) |
4 | 「生の選び」をめぐる諸考察(4)デカルトの場合(事前に、教科書のデカルトにかかわる説明を読んでおくこと) |
5 | 「生の選び」をめぐる諸考察(5)カントの場合(事前に、教科書のカントにかかわる説明を読んでおくこと) |
6 | 「生の選び」をめぐる諸考察(6)ヘーゲルの場合(事前に、教科書のヘーゲルにかかわる説明を読んでおくこと) |
7 | 「生の選び」をめぐる諸考察(7)ショーペンハウアーとキルケゴールの場合(事前に、教科書のショーペンハウアーとキルケゴールにかかわる説明を読んでおくこと) |
8 | 「生の選び」をめぐる諸考察(8)ニーチェの場合(事前に、教科書のニーチェにかかわる説明を読んでおくこと) |
9 | 「生の選び」をめぐる諸考察(9)ミルの場合(事前に、教科書のミルにかかわる説明を読んでおくこと) |
10 | 「生の選び」をめぐる諸考察(10)「愛」について考える(上)(事前に、恋愛についていろいろな問題を考えておくこと) |
11 | 「生の選び」をめぐる諸考察(11)「愛」について考える(下)(事前に、家族間の愛についていろいろな問題を考えておくこと) |
12 | 「生の選び」をめぐる諸考察(12)現代文明について考える(事前に、現代人の生活の慌ただしさについて考えておくこと) |
13 | 「生の選び」をめぐる諸考察(13)〈エピローグ〉生と死について考える(事前に、自分の生と死について考えておくこと) |
14 | 到達度の確認のための考査(テスト)と補足的説明および要点の確認 |
15 | 総括と質疑応答 |
その他 | |
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教科書 | 嘉吉純夫・斎藤隆共編 『西洋思想の要諦周覧』 北樹出版 1994年 第1版 倫理学概論1の当欄を参照のこと。 |
参考書 | 授業中に指示する |
成績評価の方法及び基準 | 試験(95%)、授業参画度(5%) 試験は、出席不足だと解答し難い問題を出します。 |
オフィスアワー | 土 12:20 ~13:00 2号館12階の 嘉吉の研究室 |