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美学演習1

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科目名 美学演習1
教員名 佐々木 健一
単位数    1 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 哲学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 美と藝術の関係を、現代の前衛に関して問い、この主題の歴史に及ぶ.特に、前衛藝術の出現とともに背景に退いた美が、20世紀末には再び論じられるようになった。その現代的な意味での美を考える。
授業のねらい・到達目標 第一はテクストの読み方に習熟すること、第二には美学の基本問題に関して広い視野を得て、自分の世界を振り返ること
授業の方法 講読。参加者が順次テクストの一部を訳し、質疑を展開し、そのなかで講師がコメントを加える
履修条件 藝術、文化、美学への真摯な関心
事前学修・事後学修,授業計画コメント これは続講で、テクストの第5章「美と政治」のなかの、「選択肢としての美」の節から始める。それに先立って、この著作の主題、既に読んだ部分についての復習を行う(この復習に関しては、事前の予習は不要)
授業計画
1 美と藝術の関係についての歴史を略述し、テクストの主題を示し、既読部分を説明する。
2 第1回のつづき。テクストの講読、討論、コメント。
3 テクストの講読、討論、コメント。
4 テクストの講読、討論、コメント。
5 テクストの講読、討論、コメント。
6 テクストの講読、討論、コメント。
7 テクストの講読、討論、コメント。
8 テクストの講読、討論、コメント。
9 テクストの講読、討論、コメント。
10 テクストの講読、討論、コメント。
11 テクストの講読、討論、コメント。
12 テクストの講読、討論、コメント。
13 テクストの講読、討論、コメント。
14 テクストの講読、討論、コメント。
15 テクストの講読、討論、コメント。
その他
教科書 Arthur Danto, The Abuse of Beauty, Open Court, 2003, 1 edition
著者ダントーは、A・ウォーホルの哲学的意義を認め、現代における藝術の存在理由を問い、20世紀後半の世界の美学界をリードしてきた。特に「アートワールド」の概念、「藝術の終焉」の説によって知られる。かれの関心を寄せる現代美術において、美は藝術の関心事ではなくなっている。ところが上記のように、美への回帰が語られる傾向が現れてきた。その動向を背景に、藝術と美との関係を論じたのがこのテクスト。
授業ではコピーを使用する。
参考書 西村清和 『分析美学基本論文集』 勁草書房 2015年 第1版
20世紀後半の主流となった分析美学の論文9編の翻訳。ダントーの「アートワールド」を含む
成績評価の方法及び基準 平常点(50%)、授業参画度(50%)
授業内試験を実施することもある。
オフィスアワー 水曜日の午後1時から(面談には事前の予約が必要)

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