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西洋史特殊講義5

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科目名 西洋史特殊講義5
教員名 堀越 宏一
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 前近代ヨーロッパ史に関する歴史社会学の文献を読む。
授業のねらい・到達目標 2016年度に引き続き、ノルベルト・エリアス『宮廷社会』を講読する。(第7章から)
このテキストでは、フランス絶対王政期の宮廷社会の様相が多角的に考察されている。中世後期以来発展してきた、中央集権的な王政国家を歴史社会学の観点から論じた著作であり、そこでは、通常の歴史研究とは大きく異なる発想と方法論が示されている。
そのような本の講読を通じて、近世フランス社会について、専門的な知識の習得と理解の深化を目指すと同時に、エリアスの提示した、過去の社会に対して社会学的な研究方法を用いることの実例とその有効性を学ぶ。これにより、歴史社会学的研究方法を自らの研究に生かすことが最終的な目標である。
授業の方法 ゼミ形式。参加者全員がテキストを予習し、その内容要約の発表を中心として授業を進める。テキスト講読とあわせて、適宜、参加者自身が行っている研究内容についての報告も行う。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 参加者全員がテキストを毎回必ず予習しておくこと。
授業計画
1 予定説明
2 参加者の研究の紹介報告(1)
3 参加者の研究の紹介報告(2)
4 テキスト講読(1)
5 テキスト講読(2)
6 テキスト講読(3)
7 テキスト講読(4)
8 テキスト講読(5)
9 テキスト講読(6)
10 テキスト講読(7)
11 テキスト講読(8)
12 テキスト講読(9)
13 テキスト講読(10)
14 テキスト講読(11)
15 テキスト講読(12)
その他
教科書 ノルベルト・エリアス 『『宮廷社会』 (叢書・ウニベルシタス(107))』 法政大学出版局 1981年
参考書 参考書については、授業中に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 平常点(30%)、授業参画度(70%)
オフィスアワー 授業終了時。

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