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科目名 平成28年度以降入学者 |
英語学演習4 | ||||
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科目名 平成27年度以前入学者 |
英語学演習4 | ||||
教員名 | 中村 光宏 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 英語音声・音韻体系に対する様々な接近法 |
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授業のねらい・到達目標 | 様々なデータを注意深く観察し,英語音声学・音韻論の基礎項目についての理解を深め,言語研究におけるデータの役割と立論の方法を学ぶ。 |
授業の方法 | 英語音声学・音韻論研究に関する学術論文を演習形式で精読する。担当者の口頭による報告と質疑応答の後,受講者全員で議論することによって,内容を確認し理解を深めていく。英語音声学・音韻論の観点から,様々な事柄について探索的な検討を進めたい。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 資料を読み,授業計画の各回にある質問(Q)について,授業時までに準備しておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
音韻論における最小識別単位 (1) 音素・素性に基づく一般化の問題点 Q:単語境界を越えた調音位置の同化には,どのような特徴があるか? |
2 |
音韻論における最小識別単位 (2) 範疇的プロセスと漸次的プロセス Q:素性による一般化の可能性(提案)に賛成か,反対か?その根拠は何か? |
3 |
素性と調音動作(1) 硬口蓋音化 Q:2種類の硬口蓋音化における問題点は何か? |
4 |
素性と調音動作(2) 音韻論的一般化 Q:実験を通して2種類の硬口蓋音化にはどのような違いが観察されたか? |
5 |
素性と調音動作(3) 音声学・音韻論のインターフェイス Q:素性と調音動作の両方が必要とされる根拠は何か? |
6 |
音節構造と心理的実在性 (1) Q:「頭子音+脚」は構成要素ではないという根拠は何か? |
7 |
音節構造と心理的実在性 (2) Q:「頭子音+脚」は構成要素であるという根拠は何か? |
8 |
リズムと分節化(1) 分節化に関する話し手の知識 Q:分節化において,英語話者が用いていると考えられる経験則は何か? |
9 |
リズムと分節化(2)心理言語学的実験結果 Q:分節化に対するリズムの影響を示す証拠は何か? |
10 |
プロソディ (1) 新情報と文アクセント Q:否定辞/否定語は文アクセントをもつか? |
11 |
プロソディ (2) 文アクセントとコミュニケーション Q:新情報が強調されない要因は何か? |
12 |
L2プロソディ (1) プロソディの転移(Prosodic Transfer) Q:日本語話者の英語発音に観察される「プロソディの転移」は何か? |
13 |
L2プロソディ (2) L2プロソディの習得 Q:プロソディの転移は,L2プロソディ習得の観点から,どのように位置づけられるか? |
14 | 音声・音韻研究の実践 |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | 初回の授業で,文献資料のリストを配付する。 |
参考書 | 随時紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 平常点(50%)、授業参画度(50%) 授業中の発表・議論への参画度・出席状況に基づいて総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 本授業終了後,教室にて20分程度。 |