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科目名 | ドイツ文学演習7 | ||||
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教員名 | 大羅 志保子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | フランツ・カフカの小説『変身』(Franz Kafka: Die Verwandlung)を読む。 |
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授業のねらい・到達目標 | 「ある朝、グレーゴア・ザムザが不安な夢から目覚めると、ベッドの中で自分が巨大な虫に変わっているのに気づいた。」という驚愕の出だしで始まるカフカの小説『変身』は、このショッキングな物語の発端設定ゆえに、多くの読者を惹きつけ、「不条理な」世界の代名詞として、ドイツ語圏を超えて世界文学に大きな影響を与えることになった。人間が人間以外のもの、それも巨大な害虫(Ungeziefer)に変身するこの物語が書かれたのは、なんと今から100年以上も前の1912年である。本授業では、変身前は自分の稼ぎで両親と妹を養っていた主人公が、変身後にどのような道を辿るのかをドイツ語テキストで追体験し、カフカの小説世界の背景や主題について考察します。 |
授業の方法 | 初回ガイダンス時に、授業の進め方や受講に際しての注意事項、並びに評価方法や基準について説明します。受講者は毎回必ず「充分な下調べをして(テキストの音読練習、語句や文法事項を丹念に調べ、説明・使用できるようにする、内容の大まかな把握など)」授業に臨んでください。その前提のもと、なるべく多くの人に発表してもらいます。発表者以外の受講生も全員、質問に答えるという形で授業に参加してもらいます。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 受講者は毎回必ず「充分な下調べをして(テキストの音読練習、語句や文法事項を丹念に調べ、説明・使用できるようにする、内容の大まかな把握など)」授業に臨んでください。また事後学習として、授業のあった週の週末までに、授業で学習した事柄をノートに整理するようにしてください。テキストの音読練習に加えて、本文テキスト全体、またはテキスト中の単語やドイツ語特有の言い回しは書いて覚えるようにしてください。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス: 前期授業内容の説明とテキスト用プリント配布。事前学習の必要がありますから、プリント配布の第1回目授業には必ず出席してください。 |
2 |
Kapitel 1 (a) [準備]作品と作家についての情報を可能な限り調べておくこと。 |
3 |
Kapitel 1 (b) [準備]第2回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
4 |
Kapitel 2 [準備]第3回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
5 |
Kapitel 3 [準備]第4回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
6 |
Kapitel 4 [準備]第5回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
7 |
Kapitel 5 [準備]第2回目から第6回目の授業で講読した部分の内容を再確認しておくこと。 |
8 |
Kapitel 6 [準備]第7回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
9 |
Kapitel 7 [準備]第8回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
10 |
Kapitel 8 [準備]第9回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
11 |
Kapitel 19 [準備]第10回目の授業で指定した箇所を調べておくこと。 |
12 |
Kapitel 10 [準備]第8回目から第11回目の授業で講読した部分の内容を再確認しておくこと。 |
13 | 到達度の確認と解説 |
14 | 1回から13回目までの授業内容について質疑応答を行う。 |
15 | これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める。 |
その他 | |
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教科書 | 使用する部分を随時プリント配布します。 |
参考書 | 必要に応じて授業時に指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(60%)、授業参画度(40%) 第13週目に授業内試験(試験実施区分: A授業内試験)を行う。ただし、12週目までの授業参画度(事前・事後学習に基づいた授業時での成果)で十分評価可能な場合は、課題等で試験にかえる場合がある。 |
オフィスアワー | ドイツ文学科事務室に申し出てもらい、面談日を決めます。 |