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科目名 平成28・29年度入学者 |
心理調査計画法 | ||||
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教員名 | 北村 世都 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 心理学に関する種々の調査法を用いて、リサーチクエスチョンを明らかにするための調査を自ら計画、実施できるようにするための考え方や技術を学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | 心理調査を実施するときには、調査を実施する目的を達成することだけを考えるのではなく、現実的制約を踏まえ、実現可能かつ分析可能な調査を計画する必要がある。この授業では、具体的に調査票を作り、それを実施することを想定して、調査の企画立案の手順や注意事項を学び、自分の研究テーマについての調査計画を行うことができるようにすることがねらいである。 【到達目標】 ①研究テーマにかなった調査を企画立案し、調査を遂行することができる。 ②実現可能で倫理的配慮を吟味した調査を遂行することができる。 ③調査後に、適切な分析を行うことができるような調査票を自ら企画して作成することができる。 |
授業の方法 | すべての授業が連続しているので、欠席すると課題ができず、授業についていけなくなる。 欠席した場合は、必ず事前課題や授業内で行った課題に関する情報を入手して、課題を行なったうえで次の授業に参加すること。 |
履修条件 | 心理調査概説を並行して受講することが望ましい(過年度取得者は受講可)。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 【事前学修】前回授業で指示された課題を行なって、次の授業で持参する。 【事後学修】授業で行った内容を踏まえて、正しい方法で前回の課題をやり直すこと。 授業は、演習を含んでいるので、欠席や遅刻などは厳禁とする。 |
授業計画 | |
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1 |
心理調査計画法のガイダンス・リサーチクエスチョンと研究デザイン 【課題】リサーチ・クエスチョンについて復習してくる。 |
2 |
研究デザインと心理調査計画 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
3 |
調査計画の前提条件:調査前に考慮すべき事項と倫理 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
4 |
質問紙調査の手続き(1)尺度構成・サンプリング・解析方針の検討 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
5 |
質問紙調査の手続き(2)表面的妥当性と調査実施説明 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
6 |
質問紙調査の手続き(3)データ・クリーニングとデータ解析手順 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
7 |
面接調査の手続き(1)面接の目的と方法・解析方針の検討 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
8 |
面接調査の手続き(2)インタビューガイドの作成 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
9 |
面接調査の手続き(3)面接構造への配慮と当日準備 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
10 |
面接調査の手続き(4)解析結果のまとめ方 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
11 |
観察調査の手続き(1)観察の目的と方法 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
12 |
観察調査の手続き(2)分析方法・集計方法の検討 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
13 |
観察調査の手続き(3)観察記録 【課題】前回授業で提示された課題を行い、授業時に持参する。 |
14 | 第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う。 |
15 | 到達度の確認および振り返り |
その他 | |
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参考書 | 小塩 真司 西口 利文 『質問紙調査の手順 (心理学基礎演習Vol.2)』 ナカニシヤ出版 2007年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(40%)、レポート(45%)、授業参画度(15%) |
オフィスアワー | 木曜日3限 北村研究室 |