心理学統計法１

授業テーマ	記述統計学の基礎を学ぶ
授業のねらい・到達目標	心理学的な研究によって収集されたデータを数値化する技術と，そのデータの特徴を数量的に記述・表現する技術を習得する．
授業の方法	教科書に準拠して講義を行う．毎回，教科書を予習し，練習問題を解いてくること．毎回ないし単元ごとに，演習を実施し，知識を確実なものにする．例題を解くときや，演習では実際に計算を行う必要があるので，電卓を持参すること．
事前学修・事後学修，授業計画コメント	教科書の該当ページについて予習し，例題や練習問題を解いてくること．教科書の章ごとに，授業開始時に，理解の確認のための演習を行うので，これが確実になるように講義を聴き，また，復習すること．下記の授業計画はおおよその進度を示すものであって，履修者の理解の状況に応じて，多少の変更を伴うことがある．

授業計画
1	ガイダンス自分の心理を数字で表すことを体験し，その意義について考える
2	言葉と数字，人間への冒涜，質的・量的差異，数学操作，信頼性，妥当性，効用などの観点から，心理を数字で表すことの意義と功罪について議論する．
3	統計法と測定値の取り扱い　〔第１章を予習してくること〕
4	度数分布と統計図法　〔第２章を予習してくること〕
5	中心傾向の測度　〔第3章を予習してくること〕
6	得点の散布度(1)　〔第４章を予習してくること〕
7	得点の散布度(2)　追加の演習
8	正規分布と相対的位置の測度(1)　〔第５章を予習してくること〕
9	正規分布と相対的位置の測度(2)　追加の演習
10	直線相関と直線回帰(1)　〔第６章前半の「直線相関」を予習してくること〕
11	直線相関と直線回帰(2)　〔第６章後半の「直線回帰」を予習してくること〕
12	直線相関と直線回帰(3)　追加の演習
13	到達度の確認と解説
14	第1回目から第13回目までの講義内容について質疑応答を行う．質疑応答はH306で個別に行う．
15	全体のまとめと，到達度についての再確認