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科目名 | エリザベス朝文学演習1 | ||||
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教員名 | 飯田 啓治朗 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | シェイクスピア劇を精神分析学の視点から読む |
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授業のねらい・到達目標 | 3年次に履修済みの「英語11・12」で習得したシェイクスピアの英語の語学力をもとにして、シェイクスピアの四大悲劇の一つである『マクベス』を読み、文学的な問題を考えていく。 とりわけ、精神分析批評理論の視点から作品を解釈することを目標とする。 |
授業の方法 | 演習形式により、受講者全員で作品を精読していく。 主人公のマクベスおよびマクベス夫人が登場する場面を中心に、作品において重要な場面を読む。 |
履修条件 | 「英語11・12」を履修し、シェイクスピアの(初期近代)英語の発音、文法、語彙の理解および習得が済んでいること。 学年ガイダンス日に履修希望の申込手続きを行い、この授業に振り分けられた者。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 事前学習として、90分以上の時間をかけて、教科書の原文をノートに書き写し、参考文献を用いて語彙を調べておくこと。教科書の右頁の註にある、現代英語による書き換えの英語の単語調べと和訳、難しい漢字の読み方や意味を調べるなど、予習の結果として何を問われても困ることがないように、あるいは他の学生の予習の補足ができるようにしておくこと。予習担当箇所を番号順に個別に指示するといったことはせず、また、翻訳でごまかしたような予習では授業参画度は加算されないので、各自のじゅうぶんな下調べが毎回求められる。 事後学習として、授業後、当日中に60分以上の時間をかけて、教科書とノートの復習を行い、さらに教科書の台詞を音読して暗記するように努めること。 |
授業計画 | |
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1 |
教科書の「解説」部分を読む。次回以降の精読箇所を指示する。シラバスを確認しつつ、補足事項を伝達する。 [準備]教科書を購入し、pp. ix-xxiおよびpp. 3-75を読んでおくこと。 |
2 |
1.1.1-12, 1.2.1-59を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
3 |
1.2.60-69, 1.3.1-61を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
4 |
1.3.62-127を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
5 |
1.3.127-68, 1.4.1-14を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
6 |
1.4.14-58, 1.5.1-21を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
7 |
1.5.22-73を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
8 |
1.6.1-31, 1.7.1-30を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
9 |
1.7.31-82を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
10 |
2.1.1-64を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
11 |
2.2.1-62を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
12 |
2.2.63-73, 2.3.40-141を精読する。 [準備]教科書の指示された箇所を精読し、参考文献を参照し、ノートを作成しておくこと。 |
13 |
授業内試験、振り返り [準備]2週間以上前から、第12回までの授業内容の復習をし、参考文献を読み直しておくこと。 |
14 |
事前に配布した資料や課題をもとに、質疑応答およびフィードバックを行う。 [準備]第13回授業で指示する。 |
15 |
総括、後期に向けての課題 [準備]前期学習内容の総復習。 |
その他 | |
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教科書 | 今西雅章編注 『マクベス』 (大修館シェイクスピア双書) 大修館書店. 教科書の不携帯は、その都度、授業参画度から減点される。第1回授業から使用するため、事前に購買部で購入の上出席すること。品切れの場合は、各自で購買部で注文の手続きを取る必要があるため、早急に購入すること。なお、版により内容が異なるため、必ず購買部に入荷した版を購入すること。 |
参考書 | 飯田 啓治朗「Macbethの精神分析学的考察―Macbeth夫人の夢遊症の場面を中心に―」『英米文学の精神分析学的考察』啓文社. 文理学部図書館などで利用すること。 その他は授業で紹介する。紹介された参考文献は、必ず検索をし、図書館などで入手し、よく読んで試験に備えること。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(50%)、授業内試験(50%) 授業参画度は、予習発表を中心に、授業の受講に対して真摯であるかどうか、授業にかかわるあらゆる事柄を材料として評価する。予習がおざなりな場合、授業に集中していない場合などは、加点されない。 |
オフィスアワー | 昼休みに研究室において実施する。詳細は第1回授業で伝達する。 |
備考 | 補足事項は第1回授業で伝達する。 |