文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 総合 II 群 > ジェンダー論
日本大学ロゴ

ジェンダー論

このページを印刷する

科目名 ジェンダー論
教員名 小浜 正子
単位数    2 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 総合教育科目
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ ジェンダーの視点から世界を読み解く。
授業のねらい・到達目標 現代の社会では、ジェンダーすなわち男性であること・女性であることはどのように意味づけられ、それは家族構造、セクシャリティ、性別役割、権力と資源の配置などの社会の様々な側面にどのように関わっており、そのようなジェンダー秩序はどのようにして形成されてきたのかを理解し、社会の多様な事象をジェンダーに注意して読み解くことができるようになる。
授業の方法 講義を中心とするが、受講生の発言を歓迎する。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 受講生は、毎回コメントペーパーを提出する。
授業計画
1 はじめに-ジェンダーとは何か。ジェンダー主流化とは何か。
2 現代世界のジェンダー秩序
3 家族構造とジェンダー-さまざまな家父長制
4 家族構造とジェンダー-近代家族の罠
5 法の中のセクシャリティとジェンダー関係
6 身体とジェンダー-男の身体と女の身体は違うか?
7 男性性の構造と覇権的マスキュリニティ
8 LGBTとSOGI
9 生殖とジェンダー・システム-中絶・避妊・子殺し
10 生殖とジェンダ―生殖補助医療
11 スポーツとジェンダー
12 災害とジェンダー
13 理解度の確認と解説
14 第2回目から第12回目までの講義内容について質疑応答を行う
15 これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める
その他
教科書 テキストについては、授業中に指示する。
参考書 三成三保・姫岡とし子・小浜正子編 『歴史を読み替える―ジェンダーから見た世界史』 大月書店 2014年
岩間 暁子/大和 礼子/田間 泰子 『問いからはじめる家族社会学―多様化する家族の包摂に向けて (有斐閣ストゥディア)』 有斐閣 2015年
スーザン・マン著、小浜正子・グローブ,リンダ監訳 『性からよむ中国史』 平凡社 2015年
成績評価の方法及び基準 レポート(50%)、授業参画度(50%)
授業で取り上げた内容についてどれだけ具体例を踏まえて考察しているか、コメントペーパー・レポートおよび試験により評価する。
オフィスアワー 小浜研究室にて随時(学科事務室を通じて予約すること)。

このページのトップ