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スポーツ実習1(陸上競技)

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科目名 スポーツ実習1(陸上競技)
教員名 本道 慎吾
単位数    1 学年    1 開講区分 文理学部
科目群 体育学科
学期 前期 履修区分 選択必修
授業テーマ 陸上競技の基礎を学ぶ
授業のねらい・到達目標 身体運動の基礎である走る・跳ぶ・投げるという運動を含有しているスポーツ種目の一つとして陸上競技が挙げられます。これは教わることなくとも遂行しうる運動でありながら、個人差が生じる要因として体力のみならず技術が介在していると考えられます。したがってこれらの基礎的技術を習得することを主眼として、理解と知見を深めていくことを目指します。
授業の方法 授業は陸上競技グラウンドにて、実践による実技系理解をはかります。雨天の場合には教室などの屋内施設を利用し、技術に関する基礎的知識の修得をはかるようにします。各運動動作における技術課題を提示し、その修得の可否、若しくは習熟の度合いを毎時で積み重ね、評価していきます。記録などの絶対値評価ではなく運動要領の修得度合いに重点を置きます。また、授業終了までにその授業回で取り扱った内容に関し、技術的なポイントや自身の感覚などを整理するためのリフレクションシートの記入を行います。さらに、専門的知識及び実技能力以外に、その領域特性を踏まえた体つくり運動も行います。
履修条件 スポーツ実習2(陸上競技)も履修すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 事前学習としてその種目の特性を書籍、映像などで調べた上でその運動技術を身体表現できるように準備してくることを求めます。また事後学習として各種目のテスト内容を宿題として持ち帰り、復習、予習し次週の実技に備えてください。天候によって多少の種目変更などがあります。
授業計画
1 オリエンテーション:陸上競技1の授業内容を理解、吟味し次週の授業に必要な知識等を準備する。
2 基本動作:身体の重心の位置や力の入れ方の基礎を学ぶ。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
3 歩行動作(1):歩行をよりスムースに行うために身体重心の移動の基本を習得し、その応用を試みる。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
4 歩行動作(2):基本動作、歩行動作(1)の総括的なテストを行っていく。評価を速やかに返し、その後の対応を考えさせる。
5 スプリント動作(1):スプリント走に必要とされる基礎的技術を習得していく。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
6 スプリント動作(2):スプリント走に必要とされる基礎的術に加えて応用技術を習得していく。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
7 スプリント動作(3):スプリント動作(1)(2)の総括的なテストを行っていく。評価を速やかに返し、その後の対応を考えさせる。
8 走幅跳(1):水平跳躍運動に必要とされる基礎的技術を習得する。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
9 走幅跳(2):水平跳躍運動に必要とされる基礎的技術に加えて応用技術を習得していく。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
10 走幅跳(3):走幅跳(1)・(2)の総括的なテストを行っていく。評価を速やかに返し、その後の対応を考えさせる。
11 砲丸投(1):砲丸投に必要とされる基礎的技術を習得する。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
12 砲丸投(2):砲丸投に必要とされる基礎的技術に加えて応用技術を習得していく。技術を積み上げていくためにできなかったことは次週にできるようになっておく必要がある。
13 砲丸投(3):砲丸投(1)(2)の総括的なテストを行っていく。評価を速やかに返し、その後の対応を考えさせる。
14 陸上競技の指導について:陸上競技に関する様々な指導方法に関して事前に提示した課題について、質疑応答及びフィードバックを行う。
15 総括:これまで取り扱った陸上競技の種目における各種目の技術的ポイントと自己の感覚を実技を通して再度整理する。
その他
教科書 安井 年文 『「走り」が変わる! 陸上スプリント最強のコツ50 (コツがわかる本)』 メイツ出版 2015年 第1版
スプリント技術の習得に必要とされるコツが記載されています。事前学習などの参考として活用してください。
成績評価の方法及び基準 授業内テスト(60%)、授業参画度(30%)、リフレクションシート評価(10%)
各運動課題についてのテストを行い累計していきます。
オフィスアワー 陸上競技場 授業終了時

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