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科目名 | 英語10(英文14組) | ||||
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教員名 | 吉良 文孝 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 外国語科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業テーマ | 学術・専門的な英語 |
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授業のねらい・到達目標 | 演習形式。「英語10」では、英文学科専門科目のための学術的な英語(批評、文学論、文化論、言語論など)、または社会に出てからの専門職に関わる専門的な英語を学ぶことが目標となります。それは日常の英語とは、語彙、文法、文体などの点で、かなり異なる英語です。しかし、英文学科を卒業して英語の専門家となるには、このような英語にも十分対応できる力が求められます。この授業を通して、学生諸君がそれぞれ、英語の専門家としての自覚を身につけることが期待されます。 |
授業の方法 | 言語、社会、文化などについて書かれた、英文学科にふさわしい、かなり高度な内容の英文のテキストを用いて、教員が講読演習を行ないます。学生諸君は毎時間十分に授業の用意をして、教室に臨んでください。同時期に行なわれる英文学科の専門教育科目と相まって、学術的な文章から、的確かつ迅速に内容を理解し、また、批判を行なえるような訓練を行ないます。 |
履修条件 | ①英文学科の3年生 ②前期の同一時限・同一教員の「英語9」と対にして履修すること。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業のねらい・到達目標を達成するための格好の読みもの(英文プリント)を事前に配付します。輪読形式で授業は進めますので必ず事前の徹底した予習をしてくること。はじめはきついかもしれませんが、さらに半年を過ぎる頃、「英語がよく読める(日本語に表現できる)ようになった!」と心底実感できるような授業にしたいと思います。 |
授業計画 | |
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1 | ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) |
2 |
R. Lakoff, Language and Woman's Place(その1):語彙とレジスター。 (1ページより読み進めますが、第3回目以降の授業は、各回授業の進度によって異なるため、どこから読み始めるかは正確には指定できません。難解な英文ですから1回の授業で1ページを読むことが目標となります。各授業で読むことになりそうな当該ページに出てくる語法文法事項のキーワードを記しておきます。) |
3 | R. Lakoff(その2):補語と目的語の違い。 |
4 | R. Lakoff(その3):to不定詞の未来性。 |
5 | R. Lakoff(その4):懸垂分詞。 |
6 | R. Lakoff(その5):時制の一致と惰性の一致。 |
7 | R. Lakoff(その6):進行形の未来用法。 |
8 | R. Lakoff(その7):単純現在時制と確信度。 |
9 | R. Lakoff(その8):単一動作と過去時制。 |
10 | R. Lakoff(その9):couldの過去用法。 |
11 | R. Lakoff(その10):単なる仮定と仮定法。 |
12 | R. Lakoff(その11):関係代名詞の省略。 |
13 | 授業内試験(60分)、ならびに、試験解答に関する解説(30分)。 |
14 | 前週に実施した試験の解答が示す。その解答を照らし合わせ受講者自身が答案内容を検討し、学生との双方向による質疑応答をすることによって、前学期学習内容についてのさらなる理解を深める。 |
15 | 授業内試験の返却、および、他の受講者の答案内容でコメントすべき事項を適宜紹介する。これにより、前学期学修内容のフィードバックがはかられる。 |
その他 | |
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教科書 | 江川泰一郎著 『英文法解説(改訂三版)』 1991年 第3版 上記の教科書は授業で頻繁に使用します。毎授業、必ず携帯のこと。なお、読解(輪読)をするテキストは、授業初日に配付します。 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(50%)、授業参画度(50%) |
オフィスアワー | 吉良研究室(7312)にて、火曜日・水曜日・木曜日。 |