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英語11(英文13組)

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科目名 英語11(英文13組)
教員名 元氏 久美子
単位数    1 学年    3 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 前期 履修区分 必修
授業テーマ Shakespeareの英語
授業のねらい・到達目標 「英語11」では、Shakespeareの英語を読みます。英文学科の学生なら少なくとも一度はShakespeareを原文で読むことが必要です。というのも、Shakespeareの英語は、英語圏の人々によってきわめて頻繁に引用されているからです。このことは、Shakespeareが日常の一部になっていることの現れです。文化を担う言語としての一端を、Shakespeareを通して垣間見ることがこの授業のねらいとなります。
授業の方法 Shakespeareによって書かれた英語には、37編の戯曲と154編のソネット集、それにいくつかの長編詩、叙情詩があります。これらの作品は、今から400年以上も前のものであり、語彙、文法、発音などの点で、現代の英語とは大いに異なっています。言語に内在するこれらの点を十分ふまえつつ、テキストにつけられた注釈を参考にしながら、作品を丹念に読むことが求められます。これらの英語が持つ言語的な意味、作品が書かれた16世紀、17世紀当時の社会状況、受容のされ方についても十分念頭に置く必要があります。それらを背景に、現代での受容のされ方と比較しながら、英語という言語に潜在している英語圏文化を理解していきます。すなわち、Shakespeareを読むことは、英語の歴史を振り返ることにとどまらず、文学、文法、音声学、文化など、英文学科で学ぶほとんどの領域と関連を持ちながら、英語を読むことを意味します。
履修条件 ①英文学科の3年生
②後期の同一時限・同一教員の「英語12」と対にして履修すること。
事前学修・事後学修,授業計画コメント テキストは、1回の授業で3~5頁程度読む予定です。単語調べなど十分な予習をすること。
授業計画
1 ガイダンス(授業の進め方、成績評価など)、ShakespeareのA Midsummer Night's Dreamについて
A Midsummer Night's Dreamのおおまかなあらすじを確認しておくこと。
2 Act 1 Scene 1 (ll. 1-64)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
3 Act 1 Scene 1 (ll. 65-131)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
4 Act 1 Scene 1 (ll. 132-193)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
5 Act 1 Scene 1 (ll. 194-250)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
6 Act 1 Scene 2 (ll. 1-66)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
7 Act 1 Scene 2 (ll. 67-100), Act 2 Scene 1 (ll. 1-31)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
8 Act 2 Scene 1 (ll. 32-95)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
9 Act 2 Scene 1 (ll. 96-165)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
10 Act 2 Scene 1 (ll. 166-226)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
11 Act 2 Scene 1 (ll. 227-268), Act 2 Scene 2 (ll. 1-23)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
12 Act 2 Scene 2 (ll. 24-93)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
13 Act 2 Scene 2 (ll. 94-162)
テキストの該当する頁を読み、単語調べをしておくこと。
14 A Midsummer Night's Dream第1幕第1場~第2幕第2場の復習
テキスト第1幕第1場~第2幕第2場をもう一度読んでおくこと。
15 授業内試験と解説
前期に読んだストーリーを再度確認しておくこと。
その他
教科書 William Shakespeare, The Oxford Shakespeare A Midsummer Night's Dream, Oxford University Press, 2008
参考書 授業で紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート(20%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(10%)、発表(20%)
オフィスアワー 木曜日昼休み(12:30~12:50 本館2階講師室)
備考 授業の際は英和辞典を必ず持参すること。

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