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科目名 | 英語意味論演習1 | ||||
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教員名 | 一條 祐哉 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 認知言語学の体系的知識(メタファー、フレーム知識、前置詞の意味拡張など)を学ぶ。 |
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授業のねらい・到達目標 | "He cleaned the window"と"He opened the window"のthe windowが指すものは同じでしょうか?劇場を閉めるという同じ状況について"They shut up the theater"といえますが、正反対の意味の前置詞を使って"They shut down the theater"ともいえます。ことばとそれが表す物は必ずしも1対1の対応をなしているわけではないということです。認知言語学は、人間が世界をどのように捉え、その捉え方がどのように言語に反映されているのかという観点からことばを研究します。前期は視点、メタファー、フレーム知識などの認知言語学の基本的知識を身につけた上で、後半は前置詞の意味の拡張の仕方を考えます。また技術面として、プレゼンテーションやディスカッションの仕方なども身につけます。 |
授業の方法 | 授業は演習形式で、始めに予習チェックの小テストを行います。次に発表担当グループに教科書の内容について発表をしてもらい、その後、質疑応答を行います。 ※ 発表担当グループは、ハンドアウトを用意し、聞いている人に分かりやすく、担当箇所の解説(内容・キーワードの解説等)と疑問点の提示(発表者1人につき必ず1つ)をしてください。 ※ 発表担当でない学生にも、発言が求められます。この授業は皆さんが主役なので、質問やディスカッション、グループワークなど、積極的に取り組んでください。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | (1) 事前学修として、予めメモを取りながら丹念に読んでおくこと。また、教科書で扱われている概念・言語現象について、類例あるいは反例を探してみること。分からないところは、どこがどのように分からないのかを明らかにし、授業時の質問(必ず1つ用意しておくこと)として備えておく。 (2) 事後学修として、毎回の授業内容を分かりやすくノートにまとめておくこと。 |
授業計画 | |
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1 | オリエンテーション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明)、導入(認知言語学、construal(捉え方/事態把握))【§1.1-1.2 (pp.1-2)】 |
2 |
発表① Chapter 1:視点、トラジェクターとランドマーク、前景化 [準備]教科書(§1.3-1.4 (pp.2-4))を読んでおくこと。 |
3 |
発表② Chapter 1:メタファー [準備]教科書(§1.4-1.5 (pp.4-6))を読んでおくこと。 |
4 |
発表③ Chapter 1:フレーム知識 [準備]教科書(§1.6 (pp.8-9))を読んでおくこと。 |
5 |
発表④ Chapter 1:フレーム知識(つづき) [準備]教科書(§1.6 (pp.9-11))を読んでおくこと。 |
6 |
発表⑤ Chapter 2:空間表現in [準備]教科書(§2.2 (pp.19-21))を読んでおくこと。 |
7 |
発表⑥ Chapter 2:空間表現on, at [準備]教科書(§2.3-2.4 (pp.21-23))を読んでおくこと。 |
8 |
発表⑦ Chapter 2:空間表現at、空間表現の意味の比較 [準備]教科書(§2.4-2.5 (pp.24-26))を読んでおくこと。 |
9 |
発表⑧ Chapter 2:空間表現の意味の比較 [準備]教科書(§2.5-2.6 (pp.26-28))を読んでおくこと。 |
10 |
発表⑨ Chapter 3:空間的意味からの拡張out [準備]教科書(§3.2 (pp.31-33))を読んでおくこと。 |
11 |
発表⑩ Chapter 3:空間的意味からの拡張out、up [準備]教科書(§3.2-3.4 (pp.33-36))を読んでおくこと。 |
12 |
発表⑪ Chapter 3:空間的意味からの拡張up [準備]教科書(§3.4-3.6 (pp.36-38))を読んでおくこと。 |
13 |
発表⑫ Chapter 3:空間的意味からの拡張through [準備]教科書(§3.7 (pp.39-41))を読んでおくこと。 |
14 |
これまでの内容の再確認と質疑応答 [準備]教科書(pp.1-41)を読んでおくこと。 |
15 | 前期末試験と解説 |
その他 | |
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教科書 | プリント教材を教員が用意する。 |
参考書 | 辻 幸夫(編) 『新編 認知言語学キーワード事典』 研究社 2013年 ※ 英語の辞書を必ず持参のこと。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(50%)、授業参画度(10%)、教科書の内容についての発表(20%)、小テスト・課題等(20%) ※「授業参画度」は、授業への積極的参加態度(自発的発言、質問等)で評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了後、教室にて。もしくは水・木・金の16時30分以降、7309研究室にて。 |