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科目名 | 英語音声学演習2 | ||||
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教員名 | 森 晴代 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 英語音を英語音声学、音韻論の見地から理論的、科学的に考察します。テーマは以下の2つです。 1.美しい英語の発音のメカニズム、脱日本語なまりを探求する。 2.英語と日本語の音の使い方の類似と相違を探求する。 |
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授業のねらい・到達目標 | 1,2年生で勉強してきた英語音声学の知識を理論的に捕捉し発展させることが目標です。音の構成要素や語のアクセント、音節構造など、発音練習にとどまらず、理論的に音そのものについて思考し探求し説明できる域に到達することをねらいとします。 |
授業の方法 | テキストに沿って内容をまとめ、発表形式で進めます。内容が難しいのでテキストにある練習問題を解きながら理解を深めます。人数が多ければグループで、少なければ全体で一緒に問題を解き、発表してもらいます。練習問題で特に難しい部分を課題としてレポート提出してもらう予定です。「全員で問題に取り組む」授業とします。 |
履修条件 | テキストのまとめの発表や練習問題を解くためにはしっかりした音声学的基盤と探求心が必要です。自主的な学習と準備を行ってください。授業についていくためには欠席することなく、意欲をもって受講されることが大切です。人任せにすることなく全員がお互いに良い影響を与えられるような授業態度を期待します。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 予習、復習を必ず行ってください。宿題はためないでください。ノートを必ず準備し、その日の内容をその都度レポートにしておくとよいでしょう。提出レポート(13週目に提出)は授業で扱った内容の中でもっと探求が必要な個所が出されます。答えが明確にでるものとは限りません。適切な思考と修得が最終試験の合格、優良なレポートにつながります。 |
授業計画 | |
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1 | 授業内容についてのオリエンテーション |
2 | 音節構造について:音節主音の子音 |
3 | 音節主音と音節構造のさらなる理解 |
4 |
音韻現象を探る(1)、帯気音化現象のt 章末問題、発表 |
5 |
音韻現象を探る(2)、強化と弱化、同化と異化、音の挿入と消去 章末問題、発表 |
6 |
音韻現象を探る(3)、音位転換 章末問題、発表 |
7 |
同化現象(1)、同化現象のタイプ 章末問題、発表 |
8 |
同化現象(2)、音の配列制約 章末問題、発表 |
9 |
アクセント(1)、高さアクセントと強さアクセント、語アクセント 章末問題、発表 |
10 |
アクセント(2)、複合語アクセント 章末問題、発表 |
11 |
リズムとイントネーション(1)、強勢リズムと拍リズム、文のアクセント法 章末問題、発表 |
12 |
リズムとイントネーション(2)、下降調と上昇調、イントネーションと構文 章末問題、発表 |
13 |
これまでの章末問題の復習 レポート提出 |
14 | 事前に配布したイントネーションに関する課題についての質疑応答 |
15 | 授業内試験及び理解度確認、解説 |
その他 | |
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教科書 | 川越いつえ 『英語の音声を科学する』 大修館書店 2007年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(50%)、授業参画度(20%) |
オフィスアワー | 金曜日の2限から4限まで授業があります。質問等は授業前後に教室または講師室で対応します。 |