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英語学特殊講義３
| 科目名 | 英語学特殊講義３ | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 教員名 | 吉冨 朝子 | ||||
| 単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
| 科目群 | 英文学専攻 | ||||
| 学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 | ||
| 授業テーマ | 第二言語習得理論に立脚した英語教育法・コミュニケーション能力育成のための外国語指導 |
|---|---|
| 授業のねらい・到達目標 | 第二言語習得理論を踏まえた英語教育学とは何か、その理論および実践について学習する。コミュニケーションに使えるような英語発信能力を育成する統合的・総合的指導とはどういうものかを学び、指導現場で応用できる力を養う。とりわけ語彙の指導法について焦点を当てる。 |
| 授業の方法 | テキストの担当箇所を決めて、学生がその内容を発表していく演習形式をとる。テキストの内容の発表に基づき、受講生全員でディスカッションを行う。また、テキストで学んだことや議論したこと等を踏まえて、指導現場で利用可能な活動やレッスン・プランを作成する。 |
| 履修条件 | CEFR B1レベル以上の英文読解能力があること 英語教育について積極的な関心があること 前期のみの受講・可 |
| 事前学修・事後学修，授業計画コメント | 自分が発表担当であるかどうかにかかわらず、毎回テキストの予習をしてくること。また、テキストで学んだことを踏まえるとどのような指導が効果的か、具体的な活動やレッスン・プランを作成する課題に積極的に取り組むこと。 |
| 授業計画 | |
|---|---|
| 1 |
Introduction 授業テーマと目標、および授業の進め方について説明する。テキストの発表担当箇所を指定するので、必ずテキストを持参すること。 事後学習：テキストのIntroductionの部分を読んで復習すること |
| 2 |
Chapter 1. Which vocabulary should be learned? (1) Importance of learning vocabulary/Relative value of words 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 3 |
Chapter 1. Which vocabulary should be learned? (2) Word frequency lists 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 4 |
Chapter 2. Learning burden (1) Defining the learning burden/Factors affecting difficulty 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 5 |
Chapter 2. Learning burden (2) Analysing the learning burden/Some implications of the learning burden 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 6 |
Chapter 3. Vocabulary size and growth (1) L1 and L2 vocabulary growth/Deliberate and incidental learning/Incidental Learning Hypothesis 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 7 |
Chapter 3. Vocabulary size and growth (2) Spoken input and incidental vocabulary learning/How intentional is incidental vocabulary leanring?/Expanding on incidental vocabulary learning theory 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 8 |
Chapter 4. Conditions contributing to vocabulary learning (1) Framework of vocabulary learning conditions/Repetition 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 9 |
Chapter 4. Conditions contributing to vocabulary learning (2) Quality of attention/Effects of errors and wrong examples/Implications for learning collocations 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 10 |
Chapter 5. Analysing vocabulary learning activities (1) Principles for the selection of activities 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 11 |
Chapter 5. Analysing vocabulary learning activities (2) Extensive listening/Information transfer/Task-focused spoken interaction 他 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 12 |
Chapter 5. Analysing vocabulary learning activities (3) Extensive reading/Guessing from context/Speed-reading/Interactive reading 他 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 13 |
Chapter 5. Analysing vocabulary learning activities (4) Writing with feedback/Computer-mediated written interaction/Flashcards 他 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 14 |
Chapter 5. Analysing vocabulary learning activities (5) Dictionary use/Dictation/Semantice mapping 他 事前学習：テキスト該当箇所を読んで要点をまとめてくること 事後学習：学んだことを踏まえた言語活動を作成してみること |
| 15 |
まとめと復習：語彙指導案の発表と評価 事前学習：テキスト前半を復習してくること 事後学習：発表した言語活動の改訂をすること |
| その他 | |
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| 教科書 | Stuart Webb & Paul Nation, How Vocabulary is Learned:Oxford Handbooks for Language Teachers, Oxford University Press, 2017 ISBN 978-0-19-440355-9 |
| 成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(20%)、口頭発表（複数回）(50%) 口頭発表には、テキスト要約担当箇所の口頭発表の評価や、テキストから学んだ内容を踏まえて作成した言語活動案の評価が含まれる。 授業参画度には、ディスカッション（テキストの内容に基づき、授業で取り上げられた論点、および言語活動案作成過程におけるさまざまな議論）への積極的参加が含まれる。 |
| オフィスアワー | 授業終了後、またはe-mailでアポをとること。連絡先については授業で伝える。 |