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科目名 | 英米文学演習1 | ||||
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教員名 | 鮎澤 乗光 | ||||
単位数 | 1 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | Thomas HardyのThe Return of the Nativeをテキストとして読み、Hardyの英語の読解力を養い、この作品における「語りの構造」とその意味、「性格」、「階級制」、「家庭」、「女性の状況」、そして「帰郷」のテーマを考察する。 |
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授業のねらい・到達目標 | トマス・ハーディの英語を読み解くことができる。この作品における主要人物間の結婚をめぐる関係、19世紀初頭のイギリス農村社会における階級、家庭の実像を理解し、説明できる。この作品における「帰郷」と女性の状況という問題を理解し、説明できる。 |
授業の方法 | 演習形式で、テキストの精読、要約を交えて作品の前半を読み、重要なテーマについてディスカッションを行う。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | この授業では、90時間以上の授業外学修を行う。事前学修では、各回で扱う章を正確に読解し、内容について自分の考えをまとめて、ディスカッションで発言ができるようにする。事後学修では、理解できた点とできなかった点を明確にしたうえで、参考書を利用して理解度を高め、次の授業に臨む。事前学修と事後学修については、各回の授業の初めにおいて、それが十分になされているかどうか確認する。 |
授業計画 | |
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1 | 作品および、作者、当時の社会状況についての概説。 |
2 | Book First Ch.I, IIの読解と要約。語りの構造と作品の場面設定についてディスカッション(1)。 |
3 | Book First Ch.III, IVの読解と要約。語りの構造と作品の場面設定についてディスカッション(2)。 |
4 | Book First Ch.V, VIの読解と要約。語りの構造と作品の場面設定についてディスカッション(3)。 |
5 | Book First Ch.VII, VIIIの読解と要約。人物の性格についてのディスカッション(1) |
6 | Book First Ch.IX の読解と要約。人物の性格についてのディスカッション(2) |
7 | Book First Ch.X, XIの読解と要約。人物の性格についてのディスカッション(3) |
8 | Book Second Ch.I, IIの読解と要約。階級と家庭についてのディスカッション(1) |
9 | Book Second Ch.IIIの読解と要約。階級と家庭についてのディスカッション(2) |
10 | Book Second Ch.IVの読解と要約。階級と家庭についてのディスカッション(3) |
11 | Book Second Ch.Vの読解と要約。帰郷についてのディスカッション(1) |
12 | Book Second Ch.VIの読解と要約。帰郷についてのディスカッション(2) |
13 | Book Second Ch.VIIの読解と要約。帰郷についてのディスカッション(3) |
14 | Book Second Ch.VIII の読解と要約。帰郷についてのディスカッション(4) |
15 | まとめ |
その他 | |
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教科書 | Thomas Hardy, The Return of the native, Oxford World's Classics |
成績評価の方法及び基準 | レポート(100%) |
オフィスアワー | 本授業に関する質問、相談は授業終了後、次の授業に支障のない範囲で、教室内にて対応します。 |