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英米文学特殊研究6

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科目名 英米文学特殊研究6
教員名 當麻 一太郎
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 英文学専攻
学期 後期 履修区分 選択必修
授業テーマ ホーソーン文学の愛を考える
授業のねらい・到達目標 ホーソーン文学のレトリックの学習および作品の徹底した読解訓練をとおして、彼特有の巧妙な描写法および主題などを幅広く眺め、多面的にものごとを考えられるようになる。また、批評的読みをとおして作品研究の方法を習得することも目標。
授業の方法 内外の先行研究の代表的な論点を取り込みつつ、原典批評や新歴史批評など様々な批評方法に依拠してナサニエル・ホーソーンの『ファンショー』全体を読み解く。
履修条件 なし
事前学修・事後学修,授業計画コメント 発表担当者は、評論等を調査し、自分の意見をまとめた上で、授業出席者全員に資料を配付して発表する。
授業計画
1 Chapter I ~ Chapter V までの問題点について再考する。
2 Chapter VI における問題点についてパネルディスカッションをする。ゴシック・ロマンスの概観
3 Chapter VI における問題点についてパネルディスカッションをする。喜劇的傾向
4 Chapter VII における問題点についてパネルディスカッションをする。冒険劇
5 Chapter VII における問題点についてパネルディスカッションをする。ドン=キホーテの追跡劇
6 Chapter VII における問題点についてパネルディスカッションをする。エドワードの人物描写
7 Chapter VIII における問題点についてパネルディスカッションをする。感傷物語
8 Chapter VIII における問題点についてパネルディスカッションをする。崖と岩と水のイメージ
9 Chapter VIII における問題点についてパネルディスカッションをする。バトラーの人物描写
10 Chapter IX における問題点についてパネルディスカッションをする。悲しみのマスクのかげにあるもの
11 Chapter IX における問題点についてパネルディスカッションをする。ラングトン氏の「正義感」のかげにあるもの
12 Chapter X における問題点についてパネルディスカッションをする。ファンショーの選択
13 本作品と短編「アリス・ドーンの訴え」
14 本作品と短編「死者の妻たち」
15 理解度の確認と解説
その他
教科書 Nathaniel Hawthorne, Fanshawe, Wildside Press
この出版社でなければならない、というわけではない。出版年・版も不問。
参考書 授業中に指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート(80%)、授業参画度(20%)
オフィスアワー 授業終了時

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