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基礎統計学

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科目名 基礎統計学
教員名 菅野 剛
単位数    2 学年    2 開講区分 文理学部
科目群 社会学科
学期 前期 履修区分 選択
授業テーマ 初等統計学
授業のねらい・到達目標 統計学への理解を深め、論理的な思考を身につけ、自ら活用出来ることを目標とします。事実に基づいて社会現象を理解するトレーニングとして、統計学を学ぶことは貴重な体験となります。
前期の初等統計学では、推測統計の基礎を学びます。後期の初等多変量解析では、多変量解析の基礎を学びます。<「社会調査士コース」の必修7科目の1科目。「社会調査士」取得希望者は、2年次に必ず履修し単位を修得しなければなりません>
授業の方法 教科書を読み進め、数式をノートに書き、手計算を行い、地道に学びます。教科書、ノート、ルート計算の出来る計算機(スマホでも可)が必要です。
Google Classroom で確認課題や小テスト等を行います。各種資料を閲覧し、課題を提出し、教員がフィードバックを行う授業を行う場合もあります(授業進行により時期と内容を調整する場合があります)。Google Classroomを用い、予習・受講・復習の資料閲覧や課題学習に、PC(Mac/Windows)やタブレット端末を利用します。ブラウザは Google Chrome か Firefox を使います。Windows 標準のInternet Explorer を使うと不明な理由で作業が出来ない場合がありますので注意して下さい。文理学部のPCアカウントのパスワードを忘れてログオン出来ない、日本大学のNU-AppsGアカウントのIDやパスワードを忘れた、等の方は Google Classroom のクラスへの登録が出来ません。
授業と関係のない私語は厳禁とします。私語に対しては、退室指示や履修取り消しにて対応します。
履修条件 課題、テスト、成績評価のため、日本大学の Gmail アカウント NU-AppsG を用いて、授業時に伝える Google Classroom のコースへ登録する必要があります。
事前学修・事後学修,授業計画コメント 週に一度、授業で話を受動的に聞くだけでは、統計学は身につきません。すぐには分からなくとも、教科書を何度も読み、手計算を繰り返し、地道に続けることが大切です。
授業計画
1 事前学習:Google Apps、日本大学の Gmail アカウント NU-AppsG について調べておく、教科書の該当箇所 p.3-p.8 を読んで予習を行う
授業内容:NU-AppsGのアカウント通知、パスワードリマインダー、パスワード設定、Google Classroomの説明とコースへの登録、第1章 統計的方法の性質
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
2 事前学習:教科書の該当箇所 p.9-p.31 を読んで予習を行う
授業内容:第2章 標本データの記述:グラフ、平均、標準偏差
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
3 事前学習:教科書の該当箇所 p.9-p.31 を読んで予習を行う
授業内容:第2章 標本データの記述:グラフ、平均、標準偏差
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
4 事前学習:教科書の該当箇所 p.35-p.68 を読んで予習を行う
授業内容:第3章 確率:標本空間、加法定理、乗法定理、ベイズの定理
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
5 事前学習:教科書の該当箇所 p.35-p.68 を読んで予習を行う
授業内容:第3章 確率:標本空間、加法定理、乗法定理、ベイズの定理
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
6 事前学習:教科書の該当箇所 p.74-p.91 を読んで予習を行う
授業内容:第4章 確率分布 確率変数、期待値
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
7 事前学習:教科書の該当箇所 p.74-p.91 を読んで予習を行う
授業内容:第4章 確率分布 確率変数、期待値
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
8 事前学習:教科書の該当箇所 p.93-p.117 を読んで予習を行う
授業内容:第5章 主要な確率分布:2項分布、正規分布
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
9 事前学習:教科書の該当箇所 p.93-p.117 を読んで予習を行う
授業内容:第5章 主要な確率分布:2項分布、正規分布
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
10 事前学習:教科書の該当箇所 p.121-p.133 を読んで予習を行う
授業内容:第6章 標本抽出:無作為抽出、不偏推定値、標本平均の分布
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
11 事前学習:教科書の該当箇所 p.136-p.153 を読んで予習を行う
授業内容:第7章 推定:点推定、区間推定、母平均の推定、母比率の推定
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
12 事前学習:教科書の該当箇所 p.136-p.153 を読んで予習を行う
授業内容:第7章 推定:点推定、区間推定、母平均の推定、母比率の推定
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
13 事前学習:教科書の該当箇所 p.158-p.184 を読んで予習を行う
授業内容:第8章 仮説の検定:2種類の過誤、平均値の検定、割合の検定、平均値の差の検定、割合の差の検定
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
14 事前学習:教科書の該当箇所 p.158-p.184 を読んで予習を行う
授業内容:Google Classroomを利用して教材を閲覧・視聴し、分析を行い、Googleドキュメントでレポート課題を提出し、質疑応答及びフィードバックを行う
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
15 事前学習:教科書の該当箇所 p.191-p.213 を読んで予習を行う
授業内容:第9章 相関と回帰:相関、最小二乗法
事後学習:Google Classroomで資料を閲覧し、課題を行い、教科書を読んで復習する
その他
教科書 P.G.ホーエル 『初等統計学』 培風館 1981年 第4版
教科書は定評があり、サイズが小さく、重くなく、前期の基礎統計学と後期の初等多変量解析で共通であり、経済的負担も軽いです。
参考書 ボーンシュテット&ノーキ  『社会統計学:社会調査のためのデータ分析(学生版)』  ハーベスト社 1990年
山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 『Rによるやさしい統計学』 オーム社 2008年
小島寛之 『完全独習 統計学入門』 ダイヤモンド社  2006年
岡太彬訓・中井美樹・元治恵子 『データ分析入門:基礎統計』 共立出版 2012年
岡太彬訓・中井美樹・元治恵子『データ分析入門:基礎統計』は、大切なことをとても分かりやすくまとめています。
過去の教科書として、2003-2007年度にボーンシュテット&ノーキ『社会統計学:社会調査のためのデータ分析』、2008-2012年度にはデータ分析環境 R の演習を含め、山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎『Rによるやさしい統計学』を用いました。
諸事情のためRの演習を取りやめ2013年度から講義のみとし、2017年度まで基礎統計学では小島寛之『完全独習 統計学入門』、初等多変量解析では大村平『多変量解析のはなし』を用いました。
成績評価の方法及び基準 授業参画度(20%)、授業内外の Google Classroom での課題、レポート、テスト等(80%)
課題、テスト、成績評価のため、日本大学のGmailアカウントNU-AppsGを用いて、初回授業時に伝える Google Classroom のコースへ登録する必要があります。 Google Classroom のコースへの登録がない場合は、成績の評価は出来ません。
オフィスアワー 授業終了時。Google Classroomでも可能な範囲で随時質問を受けつけます。
備考 後期の「初等多変量解析」へ授業が続きます。
社会学科では、数学、統計学、PCによる情報処理を学んだ度合いは、人それぞれです。数学、統計学、PCによる情報処理が苦手な方は、時間をかけて努力をする必要があります。

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