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科目名 | 記号論理2 | ||||
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教員名 | 古田 智久 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1・2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業テーマ | 述語論理(タブローと自然演繹による証明) |
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授業のねらい・到達目標 | 「記号論理1」でタブローによる命題論理の証明方法を習得した後、後期開講のこの授業では、まずタブローによる述語論理の証明方法を習得し、次いで、自然演繹による証明方法を習得することになる。受講者が、最終的にタブローと自然演繹を自在に使いこなすことができるようになれば、この授業の目標は達成されたと考えられる。 |
授業の方法 | 授業は教科書に沿って進めていくが、自然演繹については教科書では説明されていないので、別途解説する。証明方法を解説し(講義形式)、練習問題を解いてもらう(演習形式)という作業を繰り返しながら、着実に証明方法を習得していただくことになる。 |
事前学修・事後学修,授業計画コメント | 授業内容は「記号論理1」の続きなので(教科書第2部から始める)、「記号論理1」を履修せずに「記号論理2」のみ履修する学生は、教科書『タブローの方法による論理学入門』の第1部を理解しておくこと。 授業は前回の授業で学習したことが理解できているという前提で進行する(授業中に復習のために時間を割かない)ので、必ず復習をしておくこと。 「記号論理2」は基礎からの積み重ねの授業である。前回までの授業で理解できていない部分があると、授業についていけなくなるので、復習は必須である。 適宜課題を出すので、次回の授業までにやっておくこと。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する。 「述語論理」とはいかなるものか |
2 |
述語論理の記号言語(1)「全称 ∀」、「存在 ∃」 [準備]テキストの52頁から55頁を読んでおくこと。 |
3 |
述語論理の記号言語(2)論理式の定義 [準備]テキストの55頁から60頁を読んでおくこと。 |
4 |
日本語の文の記号化(1)基礎的な問題 [準備]テキストの60頁から64頁を読んでおくこと。 |
5 |
日本語の文の記号化(2)発展的な問題 [準備]第4回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
6 |
述語論理のタブロー(1)述語論理のタブローの定義 [準備]テキストの81頁から88頁を読んでおくこと。 |
7 |
述語論理のタブロー(2)タブローによる証明 [準備]テキストの88頁から97頁を読んでおくこと。 |
8 |
自然演繹(∧ と ∨ の導入・消去) [準備]第7回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
9 |
自然演繹(→ の導入・消去) [準備]第8回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
10 |
自然演繹(¬ の導入・消去) [準備]第9回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
11 |
自然演繹(∀ の導入・消去) [準備]第10回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
12 |
自然演繹(∃ の導入・消去) [準備]第11回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
13 |
練習問題を解いてもらい、模範解答について解説を行う。 [準備]第12回の授業で指示した宿題をやっておくこと。 |
14 |
第2回目から第13回目までの講義内容に関して、質疑応答及びフィードバックを行う。 [準備]第2回目から第13回目までの講義内容を復習し、質問を考えておくこと。 |
15 |
授業内試験とその解説 [準備]前期の授業で学習したことをすべて復習し、理解が十分でない部分があれば理解を完璧にしておくこと。 |
その他 | |
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教科書 | 丹治信春 『タブローの方法による論理学入門』 朝倉書店 1999年 |
参考書 | 授業中に適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト(70%)、授業参画度(30%) |
オフィスアワー | 火曜日5時限目終了後 2号館11階古田研究室 |